何に「価値」をおいているのか?
それによって人それぞれ思考や行動は
変わってきます。
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「時間」に価値をおく人もいれば「人間関係」に価値をおく人もいる
例えば、
「時間」に「価値」をおいている人は、
遅刻などせずに10分前集合を常としているでしょう。
他にも、
・締め切りは絶対守る
・残業はダラダラしない
・常に高い生産性を追求している
・早起きが得意
などなど時間を軸に日々の行動を
することが多いでしょう。
例えば、
「人間関係」に「価値」をおいている人は、
コミュニケーションや人付き合いを重視した
行動をするでしょう。
・飲み会に誘われたら必ず行く
・相談されたら時間を忘れて対応する
・多少の失敗は笑って流す
などなど
人との関わりを中心とした行動です。
人それぞれ価値の中心が違うのは当然です。
それは何の問題もありません。
ここで重要なのが、
「人によって重要価値は違う」
ということを認識しておくべき、ということです。
あなたの最重要価値が相手も同じように最重要価値とは限らない
当たり前といえば当たり前ですが、
人は往々にして
「自分自身」
を基準に物事を捉えます。
「自分が考えていることが正」
「他の人も同じように考えているだろう」
と考えがちです。
それが悪いといっているのではありません。
ただ、
「あなたのその大事にしていることが
相手も同じように大事にしているかはわからない」
ということなのです。
よくある上司の
「どうしてこんなこともわからないんだ!」
「何度言っても全然伝わらない!」
という悩みも、
部下の、
「上司は全然、私のことをわかってくれない!」
「どうしてこんな雑用ばかりやらされるんだ!」
という悩みも、
あなたが大事にしていることと、
相手が大事にしていることが違うために起きている
可能性あるものです。
お互いの価値を尊重し歩み寄る努力をしよう
相手に迎合しろということではありません。
周囲に気を配りすぎる必要もありません。
ただ、一つの可能性として知っておくべきだと思うのです。
どこまでいっても極論として
他人とは完全にわかりあえないものです。
でも、お互いがお互いを尊重することで
その溝を埋めることは十分に可能です。
その一助とすべく
「どんな価値を大事にしているのか」
ということを共有しあっておきましょう。
面倒なことかと思うかもしれませんが
長く一緒に過ごす人ほど重要なことなのです。
そして、その時間を共有することきっと、
日常に起こるもろもろをスムーズに進めるコツになるでしょうから。