昨日は一日中、企業内研修を行っていました。
午前中は全社員を対象としていて、
「仕事について考える」という研修を
行いました。
午後は、ワークショップ形式で
全業務の棚卸を行い、
「PDCAサイクル」についての再確認。
最後、夕方には、本年度の新卒メンバー対象に
グループコーチングを行い、
「自身の夢と今の仕事の関連性」を考えたのです。
■構成から内容まで、すべて私(神田)が考えて
実施しました。
内容については早く決まったのですが、
それをわかりやすく資料化することのほうが
大変でした。
そう考えると、自分の中にある知識や情報は
充分にあったということに気が付きました。
そして自分を振り返ると、
とても多くの事を学んできたことをしみじみと思います。
内容の多くは、
ここ数年間で得た情報や知識がほとんどでしたが、
伝えることができることはもっと多くあると思います。
そして研修を終えた今、
もっと伝えたい、と思ったのです。
■今までの時間の使い方は
多くがインプットの時間に費やしていました。
新たな世界に出会うと、
もっとその世界のことを知りたい、と思うので
時間とお金を使い学びにいくのです。
そうして新たな知識を習得していくのです。
そうしたインプットの時間は
自分にとって、とても充実した時間でした。
もともと勉強することや
知識を得ることは好きだったので
とても楽しかったです。
ただ、今回丸一日をアプトプットに費やした時、
これはまた今までと違う達成感がありました。
心地よい疲労感があるのです。
■また受講した社員から感想を聞いて、
「学ぶものがたくさんありました」
「なぜ今まで上手くいかなかったのかがわかり、
腑に落ちました。」
「悩みを解決する参考になりました」
そんな感想をもらってとても嬉しかったのです。
インプットから得る喜びは
「自分一人で感じる喜び」
です。
これでも満足感や充実感はあります。
ただ
アウトプットから得る喜びは
「自分も喜び、相手も喜んでもらえる二重の喜び」
なのです。
また、自己肯定感や自尊心というものは、
一人だけでは育むことができず、
他人からのフィードバックや声かけがあって
はじめて育っていくとすると
やはり相手からの言葉というものは
とても心地よいエネルギーになるのです。
一人で得るエネルギーとは違う要素がある
格別なエネルギーです。
このエネルギーは心の充実感を満たしくれるのです。
満足感を味わせてくれるのです。
インプットの喜びと
アウトプットの喜びを
両輪でバランスよく感じることができることが
ベストである。
そう思うのです。
■その際に、ふとインプットとアウトプットの
比率について言及している本のことを思い出しました。
ちょっと紹介したいと思います。
『大富豪の仕事術』
マイケル・マスターソン著
スキルを学ぶための
「25-25-50」のルール
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(引用ここから)
「25-25-50ルール」では
自分の時間を次のように分けなければならない。
・学習する時間は25%まで
(本を読む、セミナーに参加する、
オーディオブックを聞くなど)
・観察する時間は25%まで
(成功している人たちがすでにしていることを観察する)
・学習し、観察したことを実際にやってみることに
少なくとも自分の時間の50%を使う。
例えば、インターネットで
情報商材を売りたいなら
25%の時間をその方法について
書かれた内容を学ぶことに使い
人がそれをしていることを
観察するのに25%の時間を使い、
50%は最初の商品を作り出す、
ウェブサイトをデザインし、
リストを構築するのに使う。
大富豪の仕事術 P248 (引用ここまで)
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厳密に
このルール通りにきっちり時間を分けることは
難しいと思います。
ただ、
自分なりの目安をもっておくことで
行動指針になると思うのです。
参考にしながら、
自分のインプットとアウトプットの比率を整え
最高の充実感を感じていきたいと思います。