346道 この世のすべては組み合わせによる新発想の連続である

私は毎日こうして記事を書いている
のですが、

記事の作り方には大きく2種類あると
思っています。

■一つ目は、自分の中にある言葉を
紡いでいくというやり方。

これは日記的な書き方です。

体験したことや、思ったこと、
感じたことを自分の言葉で書き記していく
ということです。

思った通りのことを言葉にできるので
思うがままに書いていけます。

このやり方は、
アウトプットするということになるので
思考の整理もできます。

言葉にすることで
曖昧な感情や感覚を明確化することが
できます。

■もう一方で、
数ある文章を編集するという
やり方もあります。

参考となる文献や資料から文章を抜き出し、

それをたくさん集め、
加工・編集することで新たな記事に
するのです。

自分の言葉を書くというより、
すでにある文章を切り貼りする感じです。

■ここで大切なのは思考の関連性です。

一言の資産価値とでもいえるでしょうか。

個々の事実やデータに関連性を見つけ、
組み合わせていくのです。

その組み合わせに価値をつけるのです。

例えるならばルービックキューブみたいなものです。

そのようにして文章を作り上げていくのです。

■こちらの方法で
大事なのはコンテンツの質になります。

いつ読んでも価値が変わらない、
普遍の内容の記事を書くことが目的と
いえるでしょう。

たとえ今の世に出回っている
告知のための手法は廃れても、
中身は永遠に残り続くのです。

そのためには、
根拠とエンターテインメントのバランスが重要に
なってきます。

そのバランスがあるからこそ
長く読み続けられる記事ができるのです。

■これは文章だけに限りません。

何か新しい物を考えたり、生み出したりする際も、

まったくもって今までにない新しいものを自分の頭から
ひねりだすということではなく、

既存にあるものに+αで付け加える、
違う要素で組み替えてみる、
もしくは余計なものを抜き取る

といったことで出来上がっていくのです。

アイディアは生み出すのではなく、
発想の転換だったりするものです。

■そのため、何か困ったことがあるならば、
自分の頭の中だけで考えるのではなく、
世間の情報を得て、それを加工し、

そこから自分なりのカスタマイズを
してみるほうがいいかもしれませんよ。

かんだみちお: 【Project ミチテラス】 「何かを変えたい」をカタチにするクリエイター&コーチ。 自身のキャリアや展望について不透明で本気になりきれない人々に対し、 日常生活にある天然資源を最大限に生かしつつ、 日々の充実感と人生の意義へ通じる道をてらしている。
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