私は毎日こうして記事を書いている
のですが、
記事の作り方には大きく2種類あると
思っています。
■一つ目は、自分の中にある言葉を
紡いでいくというやり方。
これは日記的な書き方です。
体験したことや、思ったこと、
感じたことを自分の言葉で書き記していく
ということです。
思った通りのことを言葉にできるので
思うがままに書いていけます。
このやり方は、
アウトプットするということになるので
思考の整理もできます。
言葉にすることで
曖昧な感情や感覚を明確化することが
できます。
■もう一方で、
数ある文章を編集するという
やり方もあります。
参考となる文献や資料から文章を抜き出し、
それをたくさん集め、
加工・編集することで新たな記事に
するのです。
自分の言葉を書くというより、
すでにある文章を切り貼りする感じです。
■ここで大切なのは思考の関連性です。
一言の資産価値とでもいえるでしょうか。
個々の事実やデータに関連性を見つけ、
組み合わせていくのです。
その組み合わせに価値をつけるのです。
例えるならばルービックキューブみたいなものです。
そのようにして文章を作り上げていくのです。
■こちらの方法で
大事なのはコンテンツの質になります。
いつ読んでも価値が変わらない、
普遍の内容の記事を書くことが目的と
いえるでしょう。
たとえ今の世に出回っている
告知のための手法は廃れても、
中身は永遠に残り続くのです。
そのためには、
根拠とエンターテインメントのバランスが重要に
なってきます。
そのバランスがあるからこそ
長く読み続けられる記事ができるのです。
■これは文章だけに限りません。
何か新しい物を考えたり、生み出したりする際も、
まったくもって今までにない新しいものを自分の頭から
ひねりだすということではなく、
既存にあるものに+αで付け加える、
違う要素で組み替えてみる、
もしくは余計なものを抜き取る
といったことで出来上がっていくのです。
アイディアは生み出すのではなく、
発想の転換だったりするものです。
■そのため、何か困ったことがあるならば、
自分の頭の中だけで考えるのではなく、
世間の情報を得て、それを加工し、
そこから自分なりのカスタマイズを
してみるほうがいいかもしれませんよ。