269号 仕事に想いをのせ、価値を提供する喜びを感じることが働くことの醍醐味である

先日、とある貸し会議室のトイレにある
ハンドドライヤーにこんなメッセージが
貼ってあるのを見つけました。

『企業インターンシップ・会社説明会でご来館の学生の皆様へ

「相手を知る(企業研究)」、「自分を知る(自分研究)」

この2点をさぼらず毎日続けてください。

日々努力している人に勝てる人はいません。

自分が成長しているか不安なこともあるかもしれませんが、
それでも毎日継続して努力した人は必ず自分自身の手で
未来をつかむことができると思います。

皆さん一人一人の就職活動が成功することを祈っています。』

■私は、これを読んでとっても感激しました。

なぜならこのメッセージは会社から

「掲載しろっ」

と言われて
掲載しているいるのではなく、

この貸し会議室のスタッフの人が

「自ら考えてやっている」

と思うからです。

■貸し会議室なので、
就活生向けのイベントだけでなく、
様々なイベントが日々開催されているはずです。

その中でも、
この日のイベントが就活生が多いから
特別に掲載していたと思うのです。

心の底から就活生に応援のメッセージを送りたい
とスタッフの人々が思ったから
掲載したと思うのです。

ほんの些細なことかもしれないけど、
スタッフの人達の想いが伝わってくるものです。

■これは、自分の仕事をどう捉えているか
ということに大きく関わってくると思います。

自分の仕事を

「単なる生活費を稼ぐ手段」

としか考えていなかったらば、
わざわざプラスαの作業を行うことは
ないと思うのです。

一方で、自分の仕事を

「自分ができる最大限の価値を提供し、
お客様に喜んでもらう」

という考えで行っていれば、
作業の枠にとらわれず
様々なクリエイティブな仕事ができるのです。

この考えの違いによって、「働く」ということが

「単なるつまらない作業」

「楽しめる仕事」

になると思うのです。

■重要なのは、

「自分で楽しめるポイントを見つける」ことです。

人からの命令や会社からのトップダウンで
やらなければならないことも必ずあります。

それを嫌々やるのではなく、
自分なりの理由づけをし
やってみてはどうでしょう?

そうすれば、
単調に思える仕事も感じ方が変わってくるものです。

そうした気持ちの変化が、
行動レベルでの変化につながり、
成果にも反映されるのです。

成果が出れば、周りから認められて評価され、
嬉しくなってくるものです。

そうした循環を繰り返しながら
仕事を楽しめることが一番だと思います。

■自分の道を切り開くのは、

自分の心のあり方次第です。

その中でも仕事は特に
心のあり方次第で大きく変わってくるものです。

是非とも仕事に想いをのせて
お客様に価値をお届けする喜びを
感じてもらいたいものです。

仕事に想いをのせ、

価値を提供する喜びを感じることが働くことの醍醐味なのですから。

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