230道 贅沢な時間の過ごし方

先日、通りすがりに美術館を見つけて、
絵画鑑賞してきました。

やはり美術館!。

館内にいる人の数は割と多かったのですが、
静かで、空気も澄んでいて
落ち着ける空間だと感じました。

ゆっくりと自分のペースで作品を鑑賞する
ことができる空間でした。

「タイトルと作品にはどんな関連があるのだろう?」

「なぜこの色使いをしているのだろう?」

「すごく小さい絵画だなぁ(笑)」

等など、素人目線なりに楽しめました。

■この美術館での時間を今振り返ると、

「贅沢な時間」

だったと思うのです。

1日は24時間で、
自分で止めたり進めたりすることはできません。

どんな時間の使い方をするかは
その人次第です。

普段は仕事に追われて、
タスクに追われ、期限に追われ、
何かに追われて生活している中、

そういったものすべてを放り出して

「見て、感じて」

時間を過ごすということは
とても贅沢だと思うのです。

■絵画の鑑賞なんて
しなくても人生に支障はない、
と言う人は多いと思います(汗)

私(神田)も、昨日まではそう思っていました。

しかし、ふと訪れた美術館で過ごすうちに
普段とは違う時間の使い方をしているということに
気が付いたのです。

「愛でる」

という言葉の意味は、

「美しさを味わい感動する」

というものです。

絵画を愛でるということは、

愛でることができるだけの「心」
を自分自身が持っていなければできません。

そのような心の在り方になるには、

「ゆとり」や「余裕」

というものが必要だと思います。

時間に追われ、仕事に追われ、
お金に追われ、人間関係に追われているような

日常生活の状況だとなかなかそんなゆとりは
持てないと思います。

だからこそ、
芸術を鑑賞することでそのゆとりを持つべきなのです。

そうして
美しさを味わい感動しましょう。

心に栄養を与えてあげましょう。

いつも頑張っている自分自身へ
贅沢な時間を味わうゆとりを与えてあげましょう。

そう、芸術鑑賞とは、

「自分自身へのご褒美」

なのです。

「贅沢な時間」という
日頃の日常生活ではなかなか得難い時間を
過ごすためには最適な時間の使い方なのです。

■また「贅沢な時間」は、

自分を内省することにもつながり、
新たなアイデアが出てきたりもします。

実際に、私(神田)自身も、
ゴーギャンの略歴をぼんやりと眺めている際に、
新たなアイデアがひらめいたりもしたものです。

人生で一番価値があるものの一つは、

「時間」

だと思います。

そんな「時間」の使い方について考えてみたのです。

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