907道 ゆっくりと歩くからこそ見える景色がある

速さと緩やかさ

ゆっくりと歩くからこそ見える景色がある

私事なのですが、ここ最近に自転車がパンクしてしまい
仕事にいくために歩いて駅に行っています。

そんな際、自宅から駅に向かう道のりは自転車と徒歩でも同じなのですが、
見える景色が違うことに気が付いたのです。

スポンサーリンク
second




ビジネスは徒歩よりも自転車を推奨している

自転車だと周りの景色は目に入ってもすぐに過ぎ去ってしまいます。
そこで気になることがあったとしてもすぐに過ぎ去ってしまいます。

それよりも早く目的地に着くことが優先され、周りに何があるのか、自身が何を感じるのかということは後回しにしがちです。

自転車とはまるでビジネス界で生きる我々のようです。

仕事ではスピードが求められます。

同じ仕事でもスピードが速い人のほうが評価されます。
また早く成果を出したいなら、今よりも早いスピードが必要です。

それがビジネスにおける評価であり生き方なのです。

緩やかな時の流れだからこそ見える景色を大事にしたい

でも徒歩のゆっくりとしたスピードならば
その景色をじっくりと味わうことができるのです。

見える景色といっても大したものではありません。

普段は看板しか見えないお店の内装が見えたり、
普段は素通りしていた建物に気が付いたり、
すれ違う人の表情がより鮮明に見えたり、と

そういったぐらいです。

でもいつもよりゆっくりとした時間を過ごすことで
新たに気づくこともあるのです。

我々はビジネスの枠よりももっと大きい人生という枠組みの中で生きています。

であるならば、スピードや成果だけでなく
自身の感情だったり感性を大事にする時間があってもよいものです。

ゆっくりとした時間の中でこそ育める感性というものも大事にすべきです。

感性を大事にした生き方

自転車のパンクというちょっとしたトラブルからも
新たに学ぶものがある。

だから人生はおもしろい。

私は、この世で起こるすべてのものには意味と意義がある
と思っています。

それをどうとらえるのか、その結果どう生きるのか、

ということを自らの価値観を選択によって決めるのが

「自分の生き方」であり、
「自分の道を歩む」

ということなのだと思うのです。

そんな感性で物事をみてみると、現状では見えないものが
見えてくるかもしれません。

スポンサーリンク
second




シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
second