先日テレビで
今まで一度も柔道の試合で勝ったことがない
少女の成長をみていくという番組を見ていました。
私も高校生時代に柔道をやっていたので
ついつい見入ってしまいました。
まずは声を出すことが重要なのは
わかっているけれど、
身体がつらくて声が出せない~(笑)
そんな当時のことを思い出したり
していました。
■武道をしていた人なら
誰もが知っている言葉に
「心技体」
というものがあります。
簡単に説明すると
「精神」・「技術」・「体格」の三要素
を組み合わせたものといえます。
武道やスポーツにおいては
どれもが重要な要素であり、
日々の練習において
3つの総和がパフォーマンスの結果に
つながっていくのです。
「心」 ・ ・ ・メンタル、精神力
「技」 ・ ・ ・技術、テクニック
「体」 ・ ・ ・フィジカル、筋力・持久力などの体力
ということになり、
すべてを満遍なく鍛えていく必要があるのです。
■上記の説明が一般的なものだと思います。
ただ、今回のテレビ番組を見ていて、
ふと別なことを思ったのです。
「心技体」のあり方とは、
「強い心」
と
「確かな技術」
を身に着けることで
今まで習得してきたことを
「体現していく」
ということなのではないでしょうか?
「体」の意味とは、決して身体的なものだけでなく、
「体現する」、「表現する」、「実現する」
ということに通ずるのではないかと思ったのです。
「心」と「技」を修練することで、
その成果を「体」にて体現するのです。
■もちろん私がふと感じたことなので、
正しいかどうかはわかりません。
今時点での気づきであり、
今後はまた違う解釈になるかもしれません。
ただ、思いついた際に
自然と腹落ちする内容だったため、
記録に残すためにも文字化し、
皆さんにもお伝えしたいと思ったのです。
よかったら感想聞かせてください。