339道 飽きる力

皆さんは、

「飽きる力」

をご存知でしょうか?

これは、詩人の谷川俊太郎が、
外国のテレビのインタビューのなかで
『日本の教育と創造性』について、

「あなたにとって創造性とは何ですか」

と質問された時、

「ものごとに飽きる力」

と返答したものです。


■実は私は結構飽きやすいです(笑)

ただ、今までこの飽きやすい性格が
何とかならないかなぁと思っていました。

飽きやすいということは、
熱しやすく、冷めやすいということです。

ピンとくるものがあって、

「コレはイイ!!」

と思っても、
日が経つにつれ

「とはいえなぁ・・・」

と情熱が冷めてくるのです。

あの時の情熱はどこに行ってしまったのだろう?

自分にあきれることがあります(笑)

■ただ、飽きることはネガティブな意味だけでは
ないのです。

自分のやっていることに飽きるというのは
素晴らしい能力とも捉えられるのです。

うまくできたことにも飽きるから、
新しい冒険ができるのです。

飽きるから毎日違う料理を食べ、
違う服を着て、日々楽しく生きるのです。

■飽きるということは、
自分がそれだけ成長し、レベルが上がった証拠なのです。

飽きてしまい、やりたくなくなったら、
やめてもいいと思うのです。

飽きてしまったことを、
もっと前向きにとらえればいいのです。

次なるステップへ上がるために、
飽きてしまったことを正直に認めてみましょう。

「成長したから飽きてしまいました。
自分は次のステップへ移ります」

と堂々と言ってみたらいいのです。

下手に固執し、執着心を持つよりも、
正しい決断ができるようになるのです。

■このように考えると

「飽きる」

ということは立派な能力であり、

「飽きる力」

が新たな道を進むための
必須スキルであるのです。

飽きる自分にネガティブになりやすい人は、

たまにはこのようにポジティブに考えてみるのも
ありだと思うのです。

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