408道 価値を提供する側こそ、自身の提供する価値を味わうべきである

先日、キャリアコンサルティングの
勉強会に参加してきました。

今回の勉強会は、
コンサルタント役、クライエント役、
そしてオブザーバー役にわかれて行いました。

時間の都合上、コンサルタント役か
クライエント役のどちらかしかすることが
できない状況でした。

■もちろんキャリアコンサルティングの勉強を
したいならばコンサルタント役が一番良いでしょう。

実践が一番ですから。

ただ、今回私は率先してクライエント役を
選んだのです。

決して自分のコンサルティングに自信がなく、
やりたくなかったわけではありません(笑)

それには理由があるのです。

■その理由とは、

「自分がキャリアコンサルティングを
受けたかったから」

というものです。

この日は、ちょっと溜まっていることがあったのです(笑)

このような対人支援の勉強会だと、
コンサルタント役が重視されます。

それはその通りだと思います。

またクライエント役の人も
題材に自分の過去の事例を使ったりします。

自分の事例を使うだけよいのですが、
私個人的には、過去の事例ではなく、
今現在の事例を使うべきだと思うのです。

■誰しも今の現状に完全に満足している人は
いないと思います。

ちょっとした不満や戸惑いや
いらだちやモヤモヤを抱えていると思うのです。

それを解消する方法の一つが、

「キャリアコンサルティング」

なのです。

■対人支援を行っている人こそ
自身が提供している価値を知るべきなのです。

または自分自身のケアをするとも
言えるでしょうか。

えてして、我々はクライエントの事ばかりを
思ってしまいますが、

クライエントをサポートするには
まずは自分を大切にする必要があるのです。

そのためにも、何か心にざわつきがあるならば、
是非とも仲間のコンサルティングを受けて
すっきりすべきなのです。

キャリアコンサルティングの価値を
知っているからこそ

はっきりとそう言えるのです。

■さらに言い換えるならば、

「自分の提供しているサービスを
自分自身がお金を払って買いたいか?」

ということにもなるのです。

自信をもって、
自分が受けたいサービスを提供している!

と胸を張って言えることが大前提なのです。

それなくして
他人に受け入れられるはずもありませんから。

■まずは自分の心を整理させておくこと。

そうして初めてクライエントの人生に
関わっていけるのです。

その方々の進むべき道を照らしていけるのです。

そんなコンサルタントでありたい、
改めてそう思うのです。

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