611道 仕事のモチベーショとなる原動力は「好き」だけど、順番を間違えると漂流してしまうという話

私は、人が自ら楽しく仕事をしたくなる原動力は

「好き」

という気持ちだと思っています。

好きという原動力

「好き」だからこそ、つらいくても続けられるし、

「好き」だからこそ、時間を忘れて没頭できるし、

「好き」だからこそ、難しいことにも挑戦するし、

「好き」だからこそ、時には無償でもやるし(笑)、

「好き」だからこそ、長期間続けられる

のです。

だから好きなことを仕事にするのは
基本的には賛成です。

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「情熱的な好き」、「ポカポカする好き」

でも、好きにもいくつか種類があります。

それは例えるならば、

打ち上げ花火のような一瞬で盛り上がる
情熱的で熱い

「好き」

もあれば、

線香花火のように、
静かに美しく長続きするような

「好き」

もあると思うのです。

「これが仕事だなんて信じられない!
すげー! 超楽しい!イェーイ!!」

みたいな感じもあれば、

「この感じならずっと続けられそうだな~」

という、
決して「激アツ」ではありませんが、

代わりに容易には冷めない、
ずっと「ポカポカ」が続くようなテンション

もあるのです。

何が言いたいかというと

「好きである」ことと、

「好きであり続ける」こと

は違うのです。

短期的に好きであることは
簡単だと思いますが、

長期的に好きであり続けることは
案外難しいものです。

なぜなら、

「好き」は「飽き」をはらむのです。

だって人間だもの

好きなことを仕事にすれば
毎日が楽しいと思うのですが、

人間である以上、感情があり、
その感情はいつの日か急に

今まで好きだったことを
飽きてきたというものに変えてしまうのです。

これが情熱的な好きほど、

飽きに変わるのが早いように思います。

そして、好きから飽きへ変わった際の、
モチベーションの変化も大きいのです。

その際に、同じ仕事を続けていられるか・・・

果たしてどうなのでしょう。

好きをベースとしたキャリアデザイン法

なので、
初期の段階では、

「好きなこと」

というより

「できること」

で進めていくことをお勧めします。

「好き」は「飽き」をはらみますが、

「できる」は「自信」となるのです。

むしろ最初は、

小さな「できること」を少しずつ積み増していくことで、

いつしか「自分にはこんなこともできるのか」
という自信に育ち、

もしかするとそこから
「好き」に転換するかもしれません。

また、必ずしも「好き」に転換させなければならない
というわけでもない思います。

仕事は仕事として粛々と進めていくあり方も
アリだと考えているからです。

けど、好きはモチベーションになりやすいのです。

つまらないことを淡々とやり続けるのは、
長い人生を損しているようにも思えるのです。

なので、仕事を選ぶ際に

「好き」から入るのは
「飽き」というリスクがあるので、
「できること」から「自信」をつけ、

「好き」を育てながら、少しづつ転換していく

という方法がよいのではないかと思うのです。

そしてある程度仕事をして
経験を積んだからこそ感じるものがでてくる
と思うので、

次はその感情をどうカタチにしていくのか
という話になるのです。

3段階ステップ

今の仕事に対するモチベーションややりがい、
スキルの獲得度合いや今後のキャリアプランなど

いろいろな角度で今の自分を分析してみて
次のキャリアプランを形成しましょう。

皆さんは、今は

「できること」を増やして

「自信」をつける段階ですか?

それとも

「できること」から

「やりたいこと」へ

シフトチェンジする段階ですか?

または、

「できること」を

「プロフェッショナル級」へと

磨き上げていく過程ですか?

少し考えてみてはどうでしょうか?

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