676道 常に前進していなければならないというわけでもない

常に向上していたい気持ちはあるものの

私は割と成長意欲が高い人間です。

だからか、常に前進・成長していたい
という気持ちがあります。

でも、常に成長している実感を
味わえるわけでもありません。

「立ち止まっている感覚」
「全然前に進んでいない感覚」
「どこを歩んでいるのかわからない感覚」
「今やっていることは本当に正しいのか
迷う感覚」

になることがあります。

そんな時はどうしたものかと
思い悩むこともあります。

でも、よく考えたら
そんな時期もあっていいと思うのです。

常に前進していなければならない
というわけではないのです。

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状況に応じた感じ方

例えば、新しい仕事や趣味を始めた場合、
すぐに成長の実感は味わえません。

始めたばかりということもあって
慣れておらず時間はかかるし
集中力も必要とされます。

そんな状況の場合は
余裕がないので周りがみえないものです。

自分の状況を客観的にみることができず
今を正しく判断することができません。

そんな状況のときに

「自分って全然成長できてない・・・」

「もっとやらないといけないのに
全然できていない・・・」

というように
ネガティブに考えがちですが
それってその時に必要な感情ではないのです。

なぜなら始めたばかりですぐに成長を感じる
ことなんてそうそうありえないからです。

一部の天才ならまだしも、
凡人である人間ならば全員同じです。

まずは「身体で覚える」ことから始まるので
できたという実感はあとからついてくるものです。

それを常に感じていたいというのは
ある意味傲慢であるのです。

だから、状況によっては

「成長の実感を感じることができない時期が必ずある」

ものなのです。

心と身体のバランスを正しくする

そのときは、

ただ身体で覚えることが必要で
頭で考える時期ではないときもあるのです。

成長意欲が高すぎてその結果、
気持ちが先走りすぎてスキルがついていかない

という状況は
心と身体のバランスが崩れています。

それは勿体ないです。

せっかくもっている意欲をそいでしまうことに
なるのです。

だから、
状況に応じた正しい悩み方や喜び方をすることが
望ましいと思うのです。

そしてそれは人それぞれ。

焦りすぎないことも必要だと思う今日この頃。

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