<11号 新たな自分発見法>

昨日の自分の癖に引き続きの話をします。

自分の癖を見つけるための方法として、「ジョハリの窓」を紹介したいと思います。

このジョハリの窓はとても有名なので、皆さんもご存じかもしれませんね。

「ジョハリの窓」とは、
自分と他人、知っているか知らないかを領域として4つのカテゴリー分けをしたものです。

ここから他者とのコミュニケーションを通じて自己理解が深まることを説明することができます。

具体的な4分類とは、

自分は知っているし、他人も知っている部分⇒開放の窓(パブリックの領域)
自分は知っているが、他者は知らない部分⇒隠された窓(プライベートの領域)
自分は知らないが、他者は知っている部分⇒盲目の窓(ブラインドの領域)
自分は知らないし、他者も知らない部分⇒未知の窓(アンノウンの領域)

です。

では、ここからどうやって自己理解を深めていくことができるのでしょうか?

自分を理解するためには、自分が知っている領域を広げていく必要があります。

そのためにまず大切なのは、自己開示することです。

そうして『開放の窓』を広げていきます。

自分の考えや思い、価値観といったものを他人に聞いてもらうことが必要になります。

「自分は本当は○○がやりたいんだよね」
「実は大学時代に○○といった大失敗をしたことがあるんだよね」

そうすることで『隠された窓』の領域を狭めていきます。

そして、自己開示を進めていくと他人からフィードバックを受けることになります。

「そんなことやりたいんだ。全然知らなかったよ。応援するよ。」
「へー、意外!そんな風には見えないよ。頑張ったんだね」

そのフィードバックでは、自分が知らなかったことがあるでしょう。

自分一人では気づくことができなかった事を言われることもあるでしょう。

そういったことを進めていくうちに『未知の窓』が狭まり、

新たな『発見』をすることになるのです。

このサイクルを回していくと、自分はこういう人間だったのかということに気づいていきます。

そのためにも必要なのが自己開示。

そして積極的に他者とコミュニケーションしていかなければなりません。

他者とのコミュニケーションを通じて自己理解が深まるということだからです。

もちろん安心して自分の事を話せる相手を探すことも重要です。

自分だけの狭い世界に留まることなく、新たな発見を求めて外に目を向けてみませんか?

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