<15号 ダンスの発表会を終えて。あの興奮をもう一度>

先日ダンスの発表会に参加してきました。

ダンスを初めて半年ということもあり、緊張している部分もありましたが、
いざ参加してみるととても楽しい一日でした。

発表会に参加していた自分とはジャンルが違う他の人達のダンスを見て
「あれ格好いい」
「もっとこうしたい」
「こんな種類のダンスもあるのか」
といった発見や、

「自分ももっと上手になりたい」
「より拍手喝さいをあびたい」
という新たな刺激や挑戦心が湧いてきたものでした。

発表会当日はとても充実した一日でした。

ただ発表会が終わった翌日、とある感情が湧いてきました。

それは、「寂寥感」とでもいうものでしょうか。

寂しいと思うのです。

たとえるならば、中学生時代の文化祭のあと、高校時代の体育祭のあと、みたいな感じです。

その当日のイベントが楽しければ楽しいだけ、
終わった後にやけに寂しくなることがありませんでしたか?

体育祭や文化祭って、みんなで協力しながらひとつのことに向けて取り組んでいますよね。

その間ってとても楽しくなかったですか?
今まで以上にみんなとの距離が近くなったりしますよね。

だからこそ終わった時に、ギャップを感じるのです。

今まで集中して密に関わりあっていただけ、それがもうなくなる
と思うととても寂しくなる感覚。

今回のダンスの発表会が終わった後も、体育祭が終わったあとと同じ寂しさを感じました。

では、なぜこのような寂寥感を感じたのでしょうか?

少し考えてみました。
一つ目は、本番に向けて本気で頑張っていたということです。

今回が初めての発表会という人もいましたし、掛け持ちしていくつかのナンバーに出る人もいました。

みんなレッスンだけでなく、自主練習をしていました。

動画を確認しながら、みんなで教えあったりしていたし、
先生に質問しながら一人ひとりが努力していました。

二つ目は、一人でなく仲間と頑張っていたからです。

ダンスは週一回でスクールに通っているので、あまり他の人のことを知る機会って少ないのです。

だからこそそれが週3回で一緒に自主練習したりしたら仲良くなっちゃいますよ。

お互いに指摘しあったり、アドバイスしていると今まで以上に関わりが深くなりますよ。

だから終わって、もうこれだけ集中して練習したり、会う機会が少なくなると

寂しくなっちゃうんだと思います。
特に大人になってから、深くつきあう人が少なくなってきたということもあります。

一人でジムに行ってトレーニングしたり、一人で資格の勉強をしたりと、
一人で活動することが増えてきたのかもしれません。

だからこそ仲間の存在をとても感じました。

三つ目は、それぞれが自分の踊りについて上手になろうと努力していることです。

当然だと思いますか?

お客様にみてもらうダンスの発表会や趣味については当然かもしれません。

ただこれが仕事になると違うと思います。

どんなに指示待ちの人が多いことか。

どれだけ他人や環境のせいにしている人が多いことか。

そう考えると自分の行動、自分の人生に責任を持っている人は少ないのではないでしょうか?

また、目標に向かって自分がひっぱっていきながら結果を出すというのと、目標に向かって共に切磋琢磨しながら頑張っていくというのは大きな違いがあるなあ、と思います。

達成感が違う。終わった後の自分が受け取る感情が違う。

そんなことを改めて考えてしまいました。

またこのことを日々の仕事に当てはめて考えてみました。

もちろん一緒に仕事をする人はいます。

会社の人とは毎日会いますしね。

ただ、会社の仲間と本気で目標達成に向かって仕事をする、
ということが出来ていないのだと思います。

仕事においても終わった後に寂しいと思うくらい本気で取り組むことが出来れば本当に素晴らしい日々を過ごせるようになると思います。

寂しさを感じるということは、それまでを本気で頑張ってきたということ。

何事においても終わった後にもうこの時間を過ごせないのか、
と思えるほど頑張ってきたかということが重要なのではないでしょうか。

だからこそ必要なことは
①目標とすべきイベントがある。
②目標達成のため日々の活動に全力をつくす。
③一人ではなく、チームで頑張る
④トップダウンではなく、チームプレイ

これが自分の人生を全力で楽しみながら過ごすポイントなのではないでしょうか?

ダンスの発表会から思うことでした。

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