先日話をしている際に、
「3」という数はとてもいい、
という話が出てきました。
よくよく考えてみると、
私の誕生日も8月3日ということもあり、
「3」について興味が出てきました。
そこで「3」の魅力について調べてみました。
■「3」という数字のつくことわざはとても多い
ことに気が付きました。
「早起きは三文の徳」
「石の上にも三年」
「三顧の礼」
「一日三秋」
「三度目の正直」
「三人寄れば文殊の知恵」
「三つ子の魂百まで」
まだまだたくさんの「3」がつく
ことわざはあります。
■仏教における「3」
仏教には、これがお釈迦様の正当な教えです
という3つの教え(三法印)があります。
①諸行無常
②諸法無我
③涅槃寂静
仏教の教えも「3」で出来ています。
■なぜ「3」が好かれるのか?
一説によると
「陰陽思想」の影響だと言われているようです。
陰陽思想では奇数が陽、偶数が陰であり、
奇数を陽数として尊び偶数を陰数としてきらう。
陰陽思想では「一」は物事の始まりを表す神聖な数字、
そして「三」はその次に最も区切りがよく、
しかも縁起のいい奇数です。
だから「三」の人気が高いのだといわれています。
出典
『日本人はなぜ「三」(3)が好きか? 三についてのウンチク』
|RICOH Communication Club 経営に役立つ情報発信サイト
■安定性という「3」
色々と調べていくと、つまるところ、
「3」には安定、調和という意味があり、
それが「3」の魅力ということがわかりました。
2や4などの偶数は対立を生むため、
3をはじめとする奇数は縁起の良い数字とされるのです。
「三位一体」、「三種の神器」、「三拝一礼」
などあらゆるところで活用されています。
また、中国でも「3」は発音が”財”と似ているため、
蓄財を意味し縁起の良い数字とされています。
「1」は唯一無二を絶対的価値があります。
「2」は対立や背反の意味を伴うことが多い。
それよりも、3つ揃った安定が求められている
のです。
この「安定」「調和」こそが、
日本人が抱く「3」の持つ魔力なのだと思います。
■今回「3」について調べていると
多くの記述を見つけました。
正直、今回の記事はその中の一端でしかないです。
より詳しく知るためには、
もっと多くの時間がかかります。
そのため今回はさわりとして終えたいと思います。
ただ、色々な数字の魅力の片鱗に触れた気がします。