<155号 今時点で、人生悔いなしと思えますか?>

皆さんは

「ピンピンコロリ」

という言葉を知っていますか?

昨日とある大学のキャリアセンターの先生と
学生の就職活動について話をしている時に、

「働き方」

の話になり、そこから

「生き方」

の話になり

この言葉が出てきたのです。

私(神田)は初めて聞く言葉で、
やけに耳に残ったので調べてみたのです。

■ピンピンコロリとは、

病気に苦しむことなく、元気に長生きし、
病まずにコロリと死のうという意味の標語です。

略してPPKとも言います。

1980年、長野県下伊那郡高森町で、
北沢豊治が健康長寿体操を考案。

1983年、日本体育学会に
「ピンピンコロリ (PPK) 運動について」
と題し発表したのが始まり。

長野県は男性の平均寿命が
1位をキープしていることもあいまって、
この運動の普及に力を入れている。

2003年には県内でも有数の長寿を誇る
佐久市に「ぴんころ地蔵」が建立されている。

(ウィキペディアより引用)

よくよく調べてみると、

ピンピンコロリ体操があったり、
ピンピンコロリ地蔵がいたり

色々な広がりがあるようです(笑)

■これってつまり、
自分の生き方を表現する一つだと思うのです。

今の時代、
医療技術の進歩により、
延命治療が可能になっています。

たとえ病気になったとしても、
医療技術により、長く生き延びられる
可能性が高くなっているのです。

では、全員が延命治療により
長生きをしたいのでしょうか?

昨日お話をした先生は、

「無駄な延命治療はやめてほしい」

ということを言っていました。

本人からすると苦しくことなく、
死にたい。

まさにPPK。

ただ周りの家族の感情の問題
ということは無視できないことかも
しれません。

■そんな話をしながら、
私(神田)が思うことは、

結局は死ぬ間際に、

「人生悔いなし」

そう思える状態が否かということでは
ないのかと思います。

まだこの世に未練があるならば
何としてでも生き延びたいと思うだろうし、

もし、その状態までの人生で
すべてやりきったと思えるならば
延命措置をする必要がないとも思います。

何歳まで生きていられるかわからない
人生です。

もし今、何かの病気を患い、
あと数年の命を宣言された時、

「今までの人生悔いなく生きれた。

もう十分だ」

そう心の底から言えるでしょうか?

自分の胸に手を当てて考えてみると、
まだまだ悔いがあります。

とすると、
まだまだ納得する人生を過ごせていない
ということでしょう。

本当に納得できる人生なんて
そう簡単に見つかるものではないのかも
しれない。

ただ、それを考えずに毎日を過ごすことが
どれだけ勿体ないのかも
考えてしまいます。

■つまるところ今できることは、

「毎日を全力で生きること」

なのかもしれません。

その一日一日の積み重ねが、

「人生悔いなし」

と思えるような人生になるのかもしれません。

今時点で私(神田)はそう思うのです。

だからこそ毎日を全力で過ごしたいと改めて心に誓いたいと思います。

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