一昨日、昨日とこの二日間は、
兄の結婚式があり、
さらにそのまま観光をしていました。
つまり完全オフ。
まったく仕事をしていませんでした。
そのため、久しぶりの仕事をする際に、
とっても身体と気持ちが重くなりました。
たっぷり休んでリフレッシュするはずが、
逆に疲れてしまったのです。
■皆さんにも、休みの翌日がとてつもなく怠いと思った事
はないですか?
私(神田)は、かつはて、ただこういった感覚を、
よく感じていました。
というのも、若い頃は休みになる度に、
昼までゆっくり寝て、起きてゴハンを食べ、
家でゴロゴロしながらテレビを見て、
またゴハンを食べて寝る
というような生活をしていたものです。
そんなグダグダな一日を過ごし、
翌日から仕事をしようと思っても、
身体と気持ちがついていかないものです。
今回久しぶりに、その時と同じような
身体の怠さと、気持ちの落ち込みを感じたのです。
■というのもここ最近は、
こういった怠さを感じていませんでした。
なぜなら、
「完全にスイッチを切る」
ということをしなかったからです。
かつてのように、
休みの日の度に自分の
「頑張りスイッチ」
を完全にオフにしてしまうと、
次にスイッチを入れても
すぐには立ち上がらないのです。
最低でもその日の午前中は
怠さが残っていて、
最悪の場合、その日一日中
やる気が戻っていないこともあります。
有限であり、かけがえのない大切な
「時間」
という物差しで捉えた場合、
とても勿体ないことをしていることになります。
その事に気づいた時から
「頑張りスイッチ」
を完全にオフにするのではなく、
「省エネモード」
にするくらいに
留めていたたのです。
そのため、
休みの日も寝て過ごすのではなく、
予定を入れて、規則正しい生活を行い、
また新たな刺激や発見をし、
気持ちと身体を充電させてきたのです。
その結果、翌日は午前中から
通常モードで仕事に取りかかれ、
朝からいいパフォーマンスを発揮できるのです。
■「完全オフがない」
という話をすると、よく
「それで疲れないの?」
「絶対いやだよ」
というような声を聞きます。
もちろん、気持ち的に
「もっとゆっくりしていたい」
「ダラダラしたい」
そんな気持ちになることもあります。
そんな際は、
「身体の休息」
はとるようにしています。
「身体の休息」には、
睡眠や食事やゆとりが必要なのは
わかっているからです。
ただ
「心の休息」
に関しては、
睡眠や食事やゆとりだけで
満たされるものではない
と思います。
この
「心の休息」
に関しては、
読書や自然を感じたり、
芸術に触れ、運動をすること、
新たな知識を学ぶ、
人と交流する、
そして自分が望む未来に向けての
ストーリーを語り、形作るといった
知的活動が必要になるのです。
そこには受動的な態度では
得られないものがあるのです。
積極的に、意思を持って動いていく
ことが求められるのです。
■それは一見すると
大変なように思えるかもしれません。
ただ、一度やってみると
案外そんなに大変ではありません(笑)
心が満たされていきます。
だからこそ休日の後に
とてつもない倦怠感や、
無駄な休みを過ごしてしまった後悔、
そのようなものを感じる人がいるならば、
休みの日でも予定を入れ、
「心の休息」
というものを感じてみることをおススメします。
それこそが、
「休みの翌日なのに疲れてしまい、
怠いと思っているあなたへの処方箋」だからです。