ふと考えたことがあります。
それは、
①:読書をするために朝4時に起きる
②:読書会があるので、朝4時に起きて準備をする
さてどちらが確実に朝、
起きられるでしょうか?
もちろん②だと思います。
読書が好きで好きで仕方がない人は
①・②共に変わらないかも知れませんが。。。。
■一般的には、
自分の行動が自分のためだけでなく、
他の人もに影響を与えるとなると責任が生まれ、
実行力が変わってくるものです。
もし自分だけとの約束だけならば、
例え4時に起きたとしても、
・昨日は仕事を頑張ったから・・・
・今日は身体を休めるために寝てもいいかな・・・
といった自分言い訳で実行しないことも
あるでしょう。
しかし他人との約束があると思うと
自分だけの都合でキャンセルするわけにもいかず、
着々と準備を始めることでしょう。
これはある意味簡単な話です。
簡単な事ではあるけれど、
やってみれば効果は大きいものです。
この方法を使えば、
自分のすべきことをやりきることが
できるようになるのです。
■似たような方法は、
他にもいくつかあります。
・誰かと約束する
・誰かに定期報告する
・誰かにチェックしてもらう
・うまく言ったら誰かに誉めてもらう
・一人よりも数人に、数人より多数に、
公的に発表する。宣言する
・なあなあで済まされる家族や友人より、
尊敬している人や信頼を失いたくない人と約束する。
等など。
人は、自分との約束は破りやすいが、
他人との約束は守ろうとするものです。
そのため観衆の視線に見られている
ということをチカラに変えていけるのです。
そんなコミュニティに身を置くことが、
手っ取り早く自分の約束を守るコツなのです。
■これは仕事にも当てはまります。
今日は定時に帰ろう!
そう思っても、
帰った後に何の予定もなかったり、
自分の心の中で思っているだけだと、
・ついつい気持ちがだらけたり、
・やっぱり定時に仕事は終わらない・・と諦めたり、
・今日は仕事量が多いから・・・と言い訳したり
定時に帰れないものです(笑)
しかし、出社した時から、
「今日は定時に帰ります」
と宣言していたらどうでしょうか?
宣言した手前、定時には帰らないと
いけなくなりますよね(笑)
「周りに宣言しておく」
ということが、
自分の行動を縛るチカラになるのです。
■自分の決めたことがなかなか実行できない人や、
自分の弱さにがっかりしている人は、
是非とも自分の行動を
他人の目線にさらしてみるというのも
いいと思います。
あとは、例え予定がなくても、
自分との予定ということで
自分の時間を天引きしておくというのも
効果的です。
一つでも試してみて、
自分に合うものを習慣化できるといいですね。