ふと読み返した鮒谷さんのメルマガに
とても感ずるものがあったので、
紹介したいと思います。
■私は以前からタスク管理のために
手帳を使っています。
日々やるべきことを記入しています。
とはいえ、予定していたタスクがすべて
やりきれるわけではありません。
また、重いタスクは何日もけされずに
残ってしまいます。
そんなできていないタスクを見ると
気持ちが落ち込んできますよね。
そしてできていない自分にガッカリするのです。
■そんな時にはこれから紹介する
記事を読んでみてください。
きっと心が軽くなりますから(笑)
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平成進化論 4697号■完璧主義を廃し、テキトー主義で生きていく
セカンドステージ代表 鮒谷周史(ふなたにしゅうじ)
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■やるべき仕事を溜めてしまうと、溜めた仕事は時間の経過とともに、
沈殿していくこととなります。
ここから生じる負担が、心身に、
あたかもボディーブローのように
ダメージを与えることになるわけですが、思い当たるフシのある方も
少なくないでしょう。
■こうして、もともと有していた
100の生産性が90に減じ、(処理能力が現象しているにも
かかわらず)再びお得意の先送り癖を発動し、
さらに仕事を溜めてしまうと、時間の経過とともに腐敗し、腐臭を放ち、
やがては毒素を撒き散らすようになる。
■ここまでいくと、
脳内メモリーは滞留している
仕事に奪われるし、人さまには迷惑をかけるし、
自尊心は毀損されるし、毒素が徐々に体中を蝕み始め、
ますます生産性が減じられることに
なるでしょう。
■こうして80になった処理能力で
再びタスクを行おうとするわけですが、そもそも処理能力がかなり落ち、
やる気も滅失し始めているので、仕事を終わらせきれなくなって、
ストレスが過剰、過多となり、これを幾度か繰り返した、
挙げ句の果ての行きつく先は「敵前逃亡」
という形になるのです。
■そんな私が、
沈殿、蓄積された毒素による
ダメージを受けなくなり、ほぼ、ストレスフリーの世界に
入ることができたのは、完璧主義を捨てたことから。
そして手持ちの時間内で何を、
どのくらいの時間でできるのか、逆算し、見積もり、
全てを終わらせるためには「(ときに)大体でいいや」
の精神を発動するようになった
ところから。
■やるべきことは
きっちりと行うけれども、全体を俯瞰しつつ、
手を抜くべきは潔く、手を抜く。
さらには、
いっそのこと、
タスク自体を棚上げしてしまう。
そんな赦しを自らに
与えられるようになったときから、人生が変わり始めました。
■何でもかんでも完璧主義で、
すべてをきっちりと行おうとして、タスクを溜め、ストレスまみれに
なるよりは、案件によっては60%、案件によっては30%、
案件によっては廃棄する、といったことをリアルタイムで
意思決定し、行動し続け、寝る前までに、
すべてのボールを離してしまう、これが大事です。
■完全主義、完璧主義で、
クソがつくほど、
真面目であるほどに、自らの首を絞めることになります。
そんなことになるくらいなら、
(良い意味で)
いい加減、テキトー、見切り発車、
質よりもスピードを、という意識を持ち、
手元に仕事を滞留させなくなると、常にストレスなく、したがって
処理能力が減じられることもなくなり、処理能力が100なら、
100のまま残るようになるのです。
■こうして量をこなしていくうちに、
意思決定から行動までのサイクルを
回す量稽古を、圧倒的に重ねることになるから
必然的に処理能力も上がっていくもの。
そんな善循環が生み出されることと
なるのです。
人生はテキトー主義でうまくいく。
■いかがでしたでしょうか?
人生は長いです。
いつも必ず完璧主義である必要はないのです。
時にはテキトー主義で過ごしてみるのも
いいのではないでしょうか?
そうして心も回復してきたら、
もう一度エンジンかけて頑張っていきましょー!