364道 テキトー主義のすゝめ

ふと読み返した鮒谷さんのメルマガに
とても感ずるものがあったので、
紹介したいと思います。

■私は以前からタスク管理のために
手帳を使っています。

日々やるべきことを記入しています。

とはいえ、予定していたタスクがすべて
やりきれるわけではありません。

また、重いタスクは何日もけされずに
残ってしまいます。

そんなできていないタスクを見ると
気持ちが落ち込んできますよね。

そしてできていない自分にガッカリするのです。


■そんな時にはこれから紹介する
記事を読んでみてください。

きっと心が軽くなりますから(笑)

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平成進化論 4697号

■完璧主義を廃し、テキトー主義で生きていく

セカンドステージ代表 鮒谷周史(ふなたにしゅうじ)
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■やるべき仕事を溜めてしまうと、

溜めた仕事は時間の経過とともに、
沈殿していくこととなります。

ここから生じる負担が、心身に、

あたかもボディーブローのように
ダメージを与えることになるわけですが、

思い当たるフシのある方も
少なくないでしょう。

■こうして、もともと有していた
100の生産性が90に減じ、

(処理能力が現象しているにも
かかわらず)

再びお得意の先送り癖を発動し、
さらに仕事を溜めてしまうと、

時間の経過とともに腐敗し、腐臭を放ち、
やがては毒素を撒き散らすようになる。

■ここまでいくと、
脳内メモリーは滞留している
仕事に奪われるし、

人さまには迷惑をかけるし、
自尊心は毀損されるし、

毒素が徐々に体中を蝕み始め、

ますます生産性が減じられることに
なるでしょう。

■こうして80になった処理能力で
再びタスクを行おうとするわけですが、

そもそも処理能力がかなり落ち、
やる気も滅失し始めているので、

仕事を終わらせきれなくなって、
ストレスが過剰、過多となり、

これを幾度か繰り返した、
挙げ句の果ての行きつく先は

「敵前逃亡」

という形になるのです。

■そんな私が、

沈殿、蓄積された毒素による
ダメージを受けなくなり、

ほぼ、ストレスフリーの世界に
入ることができたのは、

完璧主義を捨てたことから。

そして手持ちの時間内で何を、
どのくらいの時間でできるのか、

逆算し、見積もり、
全てを終わらせるためには

「(ときに)大体でいいや」

の精神を発動するようになった
ところから。

■やるべきことは
きっちりと行うけれども、

全体を俯瞰しつつ、
手を抜くべきは潔く、手を抜く。

さらには、
いっそのこと、
タスク自体を棚上げしてしまう。

そんな赦しを自らに
与えられるようになったときから、

人生が変わり始めました。

■何でもかんでも完璧主義で、
すべてをきっちりと行おうとして、

タスクを溜め、ストレスまみれに
なるよりは、

案件によっては60%、案件によっては30%、
案件によっては廃棄する、

といったことをリアルタイムで
意思決定し、行動し続け、

寝る前までに、
すべてのボールを離してしまう、

これが大事です。

■完全主義、完璧主義で、

クソがつくほど、
真面目であるほどに、

自らの首を絞めることになります。

そんなことになるくらいなら、

(良い意味で)

いい加減、テキトー、見切り発車、
質よりもスピードを、

という意識を持ち、
手元に仕事を滞留させなくなると、

常にストレスなく、したがって
処理能力が減じられることもなくなり、

処理能力が100なら、
100のまま残るようになるのです。

■こうして量をこなしていくうちに、

意思決定から行動までのサイクルを
回す量稽古を、

圧倒的に重ねることになるから
必然的に処理能力も上がっていくもの。

そんな善循環が生み出されることと
なるのです。
人生はテキトー主義でうまくいく。

■いかがでしたでしょうか?

人生は長いです。

いつも必ず完璧主義である必要はないのです。

時にはテキトー主義で過ごしてみるのも
いいのではないでしょうか?

そうして心も回復してきたら、
もう一度エンジンかけて頑張っていきましょー!

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