ここ二日間、目標について書いてきましたが、
今日も目標関連の話です。
Contents
そもそも目標は必要なのか?
先日話をしている時に、
「私は目標設定しないなぁ」
と言う人がいました。
なぜなら、
「やりたいことや興味のあることは
自然とやるから、
わざわざ目標という形に
する必要がないんだよね」
ということでした。
確かに、
あまりにも願望が明確で
改めて目標を意識せずとも、
やるべきこと・やりたいことができるのならば、
目標設定なんかする必要ないですよね。
そもそも目標設定とは、
やりたいことが明確でない人が、
やりたいことを見つけたいがために
目標設定をしようとするものなのでは?
そんな考えもでてくるのです。
目標設定する意味は?
アリストテレスは言います。
「人間は、目標を追い求める動物である。
目標へ到達しようと努力することによってのみ、
人生が意味あるものとなる」
と。
なので、そもそも目標を定めていなければ、
「本当の意味で努力すること」
が不可能になるのだから、
不完全燃焼になる、
(=人生に意味を持たせられない)
のです。
とするならば、
目標設定をする必要がないという人は、
実は目標設定してまで達成したい
「何か」
が明確ではないのかもしれません。
そして
今の現状の延長線上でできることだから
特に苦労することもなくできるのです。
目標が大きく、
今の自分では成し遂げられないものの場合
努力をしなければなりません。
それも自分がやりたいことや
興味のあることだけでなく、
やらなければならないこと
として大きな努力が求められるものに
なるでしょう。
それは苦しいものです。
きっとつらいことです。
けどそのつらさ、苦しさを乗り越えて
成し遂げることが
「本当の意味で努力する」
ことになるのです。
そして
「本当の意味で努力する」
からこそ、
毎日が充実し、人生が豊かになるのです。
だから
自分の人生を充実感で過ごすためには
目標設定が必要なのです。
そもそも目標設定は苦しいもの
そもそも目標設定は苦しいものです。
目標を書き出す事は、
多くの人にとってはとても苦痛なことです。
それは、とてつもない「想像力」が必要で、
「気力」と「忍耐力」が求められ、
「エネルギー」と「時間」がかかるのです。
また、その
「書き出した目標」
を実現するためには、
今の延長線上では成しえず、
今の自分の生活を律し、
「すべきこと」として
地道にコツコツと苦しいことも
しなければならない
ということを無意識にも
知っているのでしょう。
今までと同じことをしていたのでは、
今までと同じ結果しかでないのは当然で、
何かを変えなければ
未来は変わらないのです。
今までと違う事をするには、
当たり前の事ではあるけれど
「負荷」
が掛かるのです。
そんな
「不都合な現実」
が待っています。
けどどんなに不都合であっても、
それが現実なのです。
目標設定しよう
だからこそ、
目標設定はしたほうがいいのです。
目標設定するからこそ
進捗状況が確認できて、
モチベーションが保ちやすい
のです。
どんなに小さな目標でもいいから
設定するからこそやろうと思えるし、
設定した目標を達成すれば
「自分頑張ってる感」があるので、
やる気もでてくるものです。
私が新入社員で入社した会社では、
「夢に日付を」
という考え方があって、
当時の社長は、設定した目標を毎日振り返り、
できたものは赤ペンでチェックし、
やった感を醸成していたと言います。
そうした日々の達成感を感じられるのも
小さな目標があるからです。
ベイビーステップを乗り越えることが
大きなステップへと移るポイントであり、
目標を達成するコツでもあるのです。
目標を設定することで、
通常ならば1年かかることが3か月に短縮・凝縮
できる可能性も高くなります。
漫然と好きな時にする、よりも
日々のタスクとして落とし込んだほうが
思考・行動スピードともに早くなることは
容易に想像できることでしょう。
なので、私個人的には、
是非とも目標設定をすべきだと
思うのです。
どんな目標を設定したらよいか
わからないという方へ
そんな方はこんな目標設定はどうでしょうか?
「明日は今日と違う自分になる」
この目標達成のため、日々努力していけば、
必ず何かが変わっていくことでしょう。
これも難しいんですけどね(笑)