638道 世界観を認めることでわかりあえることもある

職場の後輩が、挨拶ができない・・・
そんな場合上司のあなたはどうしますか?

注意というお叱り

挨拶のできない人に対して、

「挨拶をしなさい!」

と注意するかもしれません。

その注意はもっともなことで
間違った方法ではありません。

でもだからといって相手からすると
一方的に挨拶をしなさい!と

叱られ、押し付けれても
気持ちがよくないと思いませんか?

そもそも挨拶とは
相手と関係をほぐすための最初の
行動であり、

それができていないと叱ることは
相手との関係をこじらせてさせてしまう
かもしれません。

そうすると、
互いに気持ちよく過ごすためのマナーである
基本的な挨拶によって、

逆に人間関係がギクシャクしてしまいます。

なのでせっかくなら、
自主的に挨拶したくなるような
アプローチで伝えたいところですよね。

そんな際お一つの方法は、

「背中をみせる」

というものです。

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背中をみせる

あなた自身がマナーを積極的に守って、
見せることです。

あなたが積極的に挨拶を
していけばいいのです。

そうしたあなたの背中での言葉、
実際の行動に感化されて

自分もちゃんとやらないと
と思ってもらうのがベストです。

世界観を理解することから始めよう

それでも、挨拶してくれないのだとしたら、
一方的にマナー違反者と決めつけるのではなく、

なぜ挨拶ができないのかという
対話が必要かもしれません。

緊張しているのかもしれませんし、
その人なりに何かの考えがあってのこと
かもしれないからです。

つまり、マナーを守るという
あなたの「正しさ」ではなく、
相手の「世界観」で捉えるということなのです。

相手の世界観を理解できるようになると、
たとえ、マナー違反だったとしても、
受け入れられるようになることもあります。

「あなたの考えはあなたの中で正しい」

です。

でもそれと同じように、

「相手の考えは相手の中で正しい」

ものなのです。

単に自分の正しさではなく、
相手の理解もできるコミュニケーション
を図っていきたいものです。

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