927道 自分が教わっていなくても、教えてあげることはできるもの。人間には想像力という武器があるのだから

新卒時代を振り返る

自分が教わっていなくても、教えてあげることはできるもの。人間には想像力という武器があるのだから

職場の後輩からこんな相談を受けました。

「初めて部下ができて
部下の教育をしなければならないのですが、

私もしっかりと教わっていないので、
何をどうすればよいのかわからないのです…」

というものでした。

さてみなさんならどのようなアドバイスを
するでしょうか?

私が伝えたのは、

「今から振り返って、
当時教えて欲しかったことを伝えてあげよう!」

というものでした。

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自分が体験していないから教えられない発言

初めて部下の教育をする際に
よく出る問題が、

「でも、私、当時の上司に
しっかりと教えてもらった記憶がありません。

だからどう教えればよいのかわかりません」

というもの。

小さい会社だったりすると
よくある現象ですよね。

「自分が部下だった時に教わっていないから、
部下にどう教えたらよいのかがわからない」

というのは、
ある意味納得できるものです。

自分が体験していないことを
人に教えるというのは難しいものです。

でも、だからといってあきらめる
べきではありません。

たとえ体験していなくても、
人に教えることはできるのです!

そんな時に活躍するのが

「想像力」

なのです。

実体験を思い返すことから想像してみる

自分が社会人一年目の頃を思い出しましょう。

その頃どんなことに困っていましたか?

「敬語の使い方がわからない…」
「仕事がなかなか覚えられない…」
「上司とのコミュニケーションが難しい…」
「果たして自分は役に立っているのだろうか…」

などなど、
色々と思いだしてくるのではないでしょうか?

そうしたら、
その悩みや困ったことを解消するために、

今の成長したあなたなら
どのようなアドバイスをするでしょうか?

想像してみてください!

ここで大切なのは、
それが正解である必要はないことです。

そもそも上記の質問に絶対の解答なんて
ありません。

あるならば誰もが一流になれていますから(笑)

また人によってその解答が参考になる人と
ならない人もいますから。

だからあなたの考え得る想像で
あなたなりの答えを出せばよいのです。

そうするといくつか

「教えてあげたいこと」

がでてくるのではないでしょうか?

それを教えてあげましょう。

教え方がうまい下手かというのは
個々人のスキルになるので別の話です。

だから今は

「教えてあげたいことを
自分なりの言葉とやり方で伝えていく」

ということでよいのです。

上司道はこれから始まる

そこから少しずつ改良を加えていけばよいのです。

それがあなたの上司としての第一歩なのです。

当時の自分がしてほしかったこと、
またはやられて嫌だったこと、

などあるはずです。

そうしたことに気を付けながら
一歩づつ歩んでいきましょう。

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