1151道 30代ともなると「根拠なき自信」ではやっていけない!?

自信を持とう

Contents

30代ともなると「根拠なき自信」ではやっていけない!?

「他人からの評価」

について
まったく無関心でいられる人は
ごくごく少ないと思います。

多くの人が

「他人からよくみられたい」
「もっと褒めてもらいたい」
「あなたがいて良かったと言ってもらいたい」
「認めて欲しい」

という欲求を抱いているものです。

スポンサーリンク
second




20代の評価と30代以降の評価では重みが違う

でもこれが20代前半まで、
つまり学生時代までならば、

他人からどう言われようとも
そこまで大きなダメージにはならないものです。

なぜならば
本当の意味で社会に出ておらず、

まだ守られた立場で
育ってきたからです。

ただし、社会人になり、

仕事を任され、成果を出すことを
強く求められるようになると、

言い訳ができなくなります。

自分の努力や頑張りによって
周りの見られ方は変わり、
評価に差がでてくるからです。

上司や会社や周りからの目による

「評価」

というもので固められていくのです。

どんなに自分自身で

「オレはイケている存在だ!」
「私はもともと賢い人間なの!」
「僕は才能に満ちあふれている!」

と思い込もうとしても、
そうではない評価やフィードバックが戻ってきた場合、

その自信や思い込みを
持ち続けることは難しくなります。

こうして周囲からの評価やフィードバックで
自分の認識が固められていくのです。

もう一方で、
大人になるということもあります。

大人になればなるほど、
物事を客観的にみることができるようになります。

それは自分自身においても同様です。

自分の評価というものを、
自分がどう見られているのか

ということを良くも悪くも
正しく認識できるようになり、

根拠なき思い込みや自信を維持することは
難しくなっていくのです。

他人からの評価は正しくもあるがそれがすべてではない

ではそうした周囲からの評価は
正確で正しいものなのか?と聞かれると、

「必ずしもそうではない」

といえるでしょう。

『この人はこのような人である』

という画一的な定義をすることなんて
不可能です。

人の性質や傾向なんて面でできているのではなく
球体でできているからです。

ある方向からみると
優しい人かもしれないけれど、

反対の方向からみると
厳しい人である、

ということは誰にでもあるものです。

仕事場でみせる姿と
プライベートでみせる姿が完全に同じとは
限りません。

上司の前での立ち振る舞いと
子どもの前での立ち振る舞いは違う人が多いでしょう。

このように、時と場合によって
立ち振る舞いは変わり、

それによって周りからの評価も
変わってくるものなのです。

ここに難しさがあります。

どういうことかと言うと、

社会人になって年数が経つと

「周囲からの評価
によって自信ができていく」

という面がある一方で、

「周囲からの評価が
人間を決めるすべてではない」

という側面もあることです。

会社からの評価がすべてと思い
自分を殺して努力し、評価をあげていき、

昇進や昇級をして
達成感を得ることもできれば、

周囲からの目や評価を気にすることなく
自分の心に正直になって、

赴くままに、自分は自分と割り切ることで
安らぎや充実感を得ることもできるのです。

この他者評価を軸とするのか、
自己評価を軸にするのかという判断軸は、

どちらが正しくてどちらが間違っている
ということはありません。

どちらにも効果効用があります。

今の世界がすべてではない。一歩踏み出せば違う世界もある

なので、私がお伝えしたいのは、
どちらか一方の軸しかないと思い込んで、

「苦しみ悩み続けるべきでない」

ということです。

一方の軸で苦しくなれば、
もう一方の軸を求めてみればいいのです。

今の環境に違和感を覚えるならば
別の環境に踏み出してみればいいのです。

その行動ができるか否かの違いは、

「その世界があることを知っている」

かどうかによるものです。

別の判断軸で生きている人がいるということを
知っているだけで、

自分にもできるかもしれないと
イメージできるのです。

ひとつの会社で仕事をしていると
同じ価値観の人に囲まれることになります。

そうすると見える世界も狭くなって
しまっています。

そんなときに、
違う価値観の人と交流することで
新たな視点や視野を手に入れることができるように、

別の軸で幸せに暮らしている人がいることを
知っているだけで、

何かあったときに
一歩踏み出す勇気が持てるものです。

周囲からの目を気にしすぎて苦しい人は
今日の話で違う軸があることを知ってもらえれば
幸いです。

スポンサーリンク
second




シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
second