1214道 稀勢の里引退から思う「信念のもと生きる」ということ

稀勢の里引退より

稀勢の里が引退しましたね。

私はそんなに相撲が好きなわけではないですが
現在唯一の日本人横綱として応援していました。

ケガをしてからは思うように出場できずにいたことは
何となく知っていました。

でも、筋肉が断裂し、力がでない状況にも関わらず
試行錯誤していたことまでは知りませんでした。

そうした悩み・つらさを口に出すことなく
横綱としてあるべき行動をひたむきに突き進み、

決して満足いく引退ではないだろうけれど
まっすぐを前を向く姿をみて、
あらためて

「信念」
「生き様」

というものを感じるのです。

スポンサーリンク
second




言い訳も弁解もしない。ただひたすらに体現する

ケガがひどかったり、体調が悪かったりすると
我々はすぐに言い訳をします。

決して言い訳をしたくて
しようということでもないのですが、

「弁解」

をします。

それが正当な理由であることは事実でしょう。

理由を求められた際には
正直に答えることができるものでしょう。

でも、それを口にすることなく、
横綱の矜持、プライド、在り方として

ただひたすらに自分ができることを
つき進めていく稀勢の里の姿、行動は、

周りの、我々の心を強く揺さぶります。

「言い訳をしない」
「逃げない」

言葉で多くを語らず、
行動と生き方で周りに影響力を与える人である

ということを感じさせます。

信念を貫いたゆえの結果に悔いは無し

稀勢の里の、

たたずまい、
話し方、
まっすぐ向いた目から落ちる涙、

そのすべてが
人柄、生き方を表していて、

言葉では言い表せないものを
感じさせます。

人を感動へと導く姿は

「さすが横綱」

であり、
感嘆させられるものであり、

見習うべきことであると思うのです。

涙を流しながら

「私の土俵人生に一片の悔いもございません」

という稀勢の里。

その心情にあるのは言葉通りのもの
であるかはわかりません。

成績だけをみると
満足いくものではないのかもしれません。

でも、今は

「お疲れ様でした」

と声をかけてあげたいです。

横綱引退で相撲人生が終わるわけではないもの。

今後の活躍に期待です。

スポンサーリンク
second




シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
second