1269道 MUST(義務)をWILL(意思)に。それが「道を極める」ことに通ず

意思を持って生きる

人が実際に行動を起こす理由には
大きく2つの動機の種類があります。

それが、

「MUST(義務)」

「WILL(意思)」

です。

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MUST(義務)を受動的に受けるだけでよいだろうか?

「MUST(義務)」とは、

文字通りに義務としてやらなければならないことです。

例えば、日本国では国民の三大義務として、

・教育の義務
・勤労の義務
・納税の義務

というものがあります。

教育を受け、働き、税金を支払う。

それは義務として、MUSTでやらなければ
ならないものです。

他にも、会社の独自のルールとして
やらなければならないこともあるでしょう。

家庭内のルールとして
やらなければならないこともあるでしょう。

このように義務として
やらねばならないことは

ほとんどの人が意欲の有無関係なく
行なっているものです。

義務とは、必要であるために
強制的に行なわなければならないとしているものです。

そこには大局的にみての意図があるため、
個々人の考えや感情には配慮していません。

それは、ある意味で

「楽」

なのかもしれません。

理由や意義を考えなくてもよいからです。

「ただ、決められたことをやる、以上。」

それ以上でもなく、それ以下でもない。

それを「よし」とするのも
よいのかもしれません。

でも義務感のみでの活動というものは
時にはツラく苦しいものです。

MUST(義務)で感情を押し殺していないか?

「社会人として義務である」
「誰かの期待に応えなければならない」
「上司の命令でやるのみ」

など、義務感から行動を起こすと、

最初は気力と体力でどうにかなりますが
やがて息切れしてしまいます。

「義務・タスク・役割・ルール・価値観
主体性・命令・自己・貢献感・責務・自由」

などなど、いろいろなものが入り交じって
頭のなかを駆け巡ります。

真面目な人ほど、

「自分の人生これでいいのか?」

と思い悩んでしまいがちです。

それでも、

「義務だからやらなければならない」

と、心を押し殺してやり続けていると、

「感情全般」

まで押し殺していくことになります。

その結果、

仕事への活力や情熱、喜びや充実感、

などなどを失わせていくのです。

また、そればかりでなく、

「人間関係」

においても億劫になり、

「思いやりや愛情、信頼、誠実、貢献」

といったものが色あせ失われて
やがて孤立してしまいます。

それは人生への虚無感にさえ通ずるのです。

特に人と実際に関わらなくとも
オンラインにて様々なことができる今の時代は、
孤立、孤独になりやすいかもしれませんね。

それを避けるためには、

「WILL(意思)」

を育てることが有用なのです。

WILL(意思)で世界に彩りを

「WILL(意思)」とは、

自ら感じ、考え、判断し、決断し、行動することです。

「誰かに言われたから」
「決まりだから」

という他責による決断ではなく、

「自分がこうしたいからやる」
「自身の決断で決めて行なう」

というように
自責にて物事を判断するのです。

自らの判断に、実行に主体性を持つことで、

「自分自身の人生の主人公性」

を得るのです。

「何を当たり前のことを言っているんだ」

と思うかもしれません。

でも、実際のところ、

多くの人が、WILLではなく、MUSTにて
日々を生きているものです。

慣習やしがらみや、固定観念により
自らの行動に制限をかけているのです。

試しにちょっと考えてみて下さい。

「やりたいことはすべてできていますか?」
「行きたい箇所に旅行に行けていますか?」
「食べたいものは我慢せずに食べていますか?」

何かしらの理由にて
後回し、先延ばし、選択肢の範囲外にしていませんか?

これも無意識kのうちに
WILLではなくMUSTに縛られている
ことが要因の一つであるのです。

WILL(意思)を育てて道を極める

だからこそ思いきって、

「普段やらないこと」

をやってみましょう。

「やってみたいと思っているけど
なかなか着手できないこと」

をやってみましょう。

WILLを育ててみるのです。

自分の意思で考え、選び、実践してみましょう。

些細なことでいいのです。
最初の一歩とはそういうものです。

小さなWILLの一歩が
大きなWILLへと通じ、

それが「道を極める」という
大きな道へと続いていくのです。

日本で生きる以上、
MUST(義務)からは避けられないものです。

でも、それを漫然と受け入れるのではなく、

「WILL(意思)に変えていく努力をする」

ことで、見える世界は一変します。

見える世界が変われば、
生きる世界も変わるもの。

思い立ったら即行動してみましょう!

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