こんにちは、神田道雄です。
あなたには、
何かを成そうと思っても、
やりたいことがあったとしても、
なかなか行動できない、
うまく結果がでない、
そういった経験はないでしょうか?
もしあったならば、
何故だと思いますか?
「忙しくて時間がない・・・」
「お金がないから・・・」
「自分の意思が弱いから・・・」
「まだその時期ではないから・・・」
もちろん人によって、状況によって
様々な理由ががあると思いますが、
そこには一つ大きな理由があると思うのです。
それが今日の話です。
■なぜ行動できないのか?
それは、
「求める世界と、そこに至る道筋を
言語化していないから」
なのです。
つまり明確な言葉として、
「私は〇〇したい。
そしてそのために〇〇をする」
という〇〇を言葉としてもっていない
ということなのです。
漠然としたイメージで求める世界を
形成していたとしても
イメージだけでは意識に残らず、
時間がたつと意識から散っていくのです。
だからこそ、
求める世界を言葉に残すことで
明確に意識に留めることができるのです。
■多くの人は、
「何となくこうなりたいなぁ」
「ああなったらいいなぁ」
「こんな風にできたらいいなぁ」
という漠然としたいイメージや
何となくの願望はあると思うのです。
ただ、それだけでは
ちょっとした心境の変化や
周りの環境の変化によって
求める世界や目的が
ブレていくものなのです。
それこそ、
「本当は〇〇したいけど、時間がないからできないよ」
「今の状況だとそんなに費用をかけられないから、
後回しでいいや」
となるのは目に見えています。
■また求める世界が明確になっていて、
言語化されていても
そこに至るまでの道筋が漠然としていれば
求める世界には辿りつけないのです。
気持ちはあるのに、
想いは強いのに、
そこに至るまでの道筋が不明確。
これもよくある話です。
それだと逆にストレスが溜まってしまいます。
せっかくの強い気持ちや想いが
心の中に滞留してしまうことで
そのエネルギーの負荷で
自分の心を蝕んでしまいます。
エネルギーを発散させる場所がないために
逆にフラストレーションを溜めている
状況になってしまっているのです。
それは本当にもったいないことです。
■だからこそ
「質の高い意思決定基準となる言語」
そして
「その意思決定を具現化する言語」
の両方を持つ必要があるのです。
■人生において、エネルギーがあるのに、
そのエネルギーを持て余し、
真剣になれない辛さほど、
惨いものはないのではないかと思います。
そのためにも、日頃から
言語を鍛える努力をしておくべきなのです。