388道 気持ちはあるのに、それを最大限活かすことができない辛さこそ人生最大の無情である

こんにちは、神田道雄です。

あなたには、
何かを成そうと思っても、
やりたいことがあったとしても、

なかなか行動できない、
うまく結果がでない、

そういった経験はないでしょうか?

もしあったならば、
何故だと思いますか?

「忙しくて時間がない・・・」
「お金がないから・・・」
「自分の意思が弱いから・・・」
「まだその時期ではないから・・・」

もちろん人によって、状況によって
様々な理由ががあると思いますが、

そこには一つ大きな理由があると思うのです。

それが今日の話です。

■なぜ行動できないのか?

それは、

「求める世界と、そこに至る道筋を
言語化していないから」

なのです。

つまり明確な言葉として、

「私は〇〇したい。

そしてそのために〇〇をする」

という〇〇を言葉としてもっていない
ということなのです。

漠然としたイメージで求める世界を
形成していたとしても

イメージだけでは意識に残らず、
時間がたつと意識から散っていくのです。

だからこそ、
求める世界を言葉に残すことで
明確に意識に留めることができるのです。

■多くの人は、

「何となくこうなりたいなぁ」
「ああなったらいいなぁ」
「こんな風にできたらいいなぁ」

という漠然としたいイメージや
何となくの願望はあると思うのです。

ただ、それだけでは
ちょっとした心境の変化や
周りの環境の変化によって

求める世界や目的が
ブレていくものなのです。

それこそ、
「本当は〇〇したいけど、時間がないからできないよ」
「今の状況だとそんなに費用をかけられないから、
後回しでいいや」

となるのは目に見えています。

■また求める世界が明確になっていて、
言語化されていても

そこに至るまでの道筋が漠然としていれば
求める世界には辿りつけないのです。

気持ちはあるのに、
想いは強いのに、

そこに至るまでの道筋が不明確。

これもよくある話です。

それだと逆にストレスが溜まってしまいます。

せっかくの強い気持ちや想いが
心の中に滞留してしまうことで

そのエネルギーの負荷で
自分の心を蝕んでしまいます。

エネルギーを発散させる場所がないために
逆にフラストレーションを溜めている
状況になってしまっているのです。

それは本当にもったいないことです。

■だからこそ

「質の高い意思決定基準となる言語」

そして

「その意思決定を具現化する言語」

の両方を持つ必要があるのです。

■人生において、エネルギーがあるのに、
そのエネルギーを持て余し、

真剣になれない辛さほど、
惨いものはないのではないかと思います。

そのためにも、日頃から
言語を鍛える努力をしておくべきなのです。

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