53道 帝京大学ラグビー部の強さの秘訣から、時代に応じた教育のあり方を学ぶ

帝京大学ラグビー部から学ぶ

先日は「ミライ☆モンスター」というテレビ番組を見ていました。

この番組はフジテレビ系で、
今後強くなるだろうスポーツ選手達の
今を紹介する番組です。

今回は「帝京大学ラグビー部の強さの秘密」
という内容で番組を放送していました。

帝京大学ラグビー部の強さの秘密

帝京大学ラグビー部は、
ここ数年全国大会を制覇し続けているようです。

そこにはしっかりとした理由がありました。

その秘密を3つ紹介していました。

そこには、通常の体育会系のしきたりには
ないようなものもあるのです。

その3つとは、

1)上級生が雑務を行う
2)3人1組トーク
3)食事の徹底管理

というものです。

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1)上級生が雑務を行う

これは、まだ大学に進学したばかりの1年生は、
大学生活に慣れていないので、

勉強、部活、さらに雑務があると
練習に集中できない。

そのため、すでにその環境に慣れている
上級生が雑務を行うようにしているそうです。

普通の慣習だと、
新入生が雑務を行うのが当たり前だと思います。

その慣習を不合理だと考え、
撤廃したところに監督のすごさがあるように
思えました。

2)3人1組トーク

これは、監督やコーチが述べた
指導やアドバイスの内容が正しく伝わっているか

ということを確認するために、
下級生と上級生が3人1組になって
話し合い、確認し合うということです。

テレビでは、雨の中の練習に集中できていない、
ということで監督が練習の強制終了を伝えました。

その後3人1組トークをし、
この監督の発言の真意を確かめ合って
いました。

確かにテレビで見ているだけだど、

「どうして監督はそんな厳しいことを言うのだろう?」

そう思いました。

しかしそこには監督が本当に伝えたいことがあり、
上級生はそれをくみ取ることが出来るのです。

ただ、まだ1年生の学生には
その真意がわからないこともある。

それを全員がきちんと共有できるように
するための仕組みでした。

社会人にも必要な仕組み

これは、学生だけでなく社会人にも必要なこと
だと思いました。

上長からの指示を一人で受け、
一人で理解しなければならないとすると

もしかしたら上長が言いたかったことが
わかっていない可能性があります。

しっかりと理解していないまま進んでいくと、
差異が生じてしまいます。

これはお互いにとっていい事がありません。

そういったを防ぐためにも、
上長からの指示や話があった際に、

その意図を確認するために
歴の長い人、短い人が集まって確認する、

これはとても画期的で必要なことだと思いました。

3)食事の徹底管理

これはラグビー部専属の栄養士の人がいて、
時期によって足りない栄養を摂取できるような
メニュー作りを行っていました。

身体作りが基本中の基本ということでした。

時代に応じたやり方を見つけていく

これらの3つを行い始めた年から
大会で勝てるようになり、
今では連勝が続いているということでした。

何事にも既存のしきたりや慣習
というものがあると思います。

その当時の考えでは良い事もあれば、
今の時代には悪い事もあります。

それをしきたりや伝統だからという理由だけで
見返すことなく取り入れ続けるのは無意味です。

「本当に正しいのか?」

「意味のあることなのか?」

「効率的なのか?」

「役に立っているのか?」

そういったことを考えながら
新しい事を取り入れるべきなのです。

今一番大切なことをやる

これは案外難しいものです。

なぜなら人間は変化を嫌う動物だからです。

そのため、新たな取り組みを行う際には
反対する人も出てきます。

しかし、それをはねのけ、
自分が正しいと思うことをやり通す。

そんな強い思いを持ち、
行動に移すことができたので
結果に現れてくるのだとも思います。

現状に満足することなく、
より高みを目指して挑戦していくこと。

既存のしきたりや伝統を鵜呑みにするのではなく、

「今一番大切なこと」

という視点で捉えなおしてみる。

そうして新たなステージに進んでいくべきなのです。

皆さんも身の回りのことを
今一度考え直してみませんか?

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