先日テレビを見ていたら、巨人の監督交代についての
話が流れていました。
そこではまだ現役でプレーをしている高橋氏が
急に監督をお願いされ、悩んでいたところ、
当時の監督だった原氏が伝えた言葉が明かされて
いました。
■決して長い言葉ではありませんでした。
ただ、
「君ならできる」
「私が答えられることなら何でも相談にのるよ」
の2つだったと言います。
それよりも自分はそのあとに原氏が言った言葉が
とても印象に残りました。
それは、
「立場は人間の本質的な良い部分を引き出すと思っている。
頑張れ!」
というものでした。
■巨人の監督を務めるというのは想像もできないくらい
のプレッシャーを感じることでしょう。
その責任の重さといったら計り知れません。
だからこそ、その監督を務めてきた原氏の言葉には
力があり、想いがあり、熱があり、希望があるように
感じました。
とても短い言葉でした。
しかしそこには多くのメッセージが込められていました。
「バトンを渡す」
「想いを託す」
「つなげる」
「任せる」
「継承する」
そんな想いが詰まっているように感じました。
その想いを引き継いでいく高橋監督の今後が楽しみですね。
■立場が人を育てる。
責任が自らを成長させる。
ならば恐れずに責任を負おうではないか。
その責任には、挑戦と期待と想いが込められているのだから。
そしてつらい時にはこの言葉を思い出そう。
「立場は人間の本質的な良い部分を引き出すもの。
今のつらい立場にいるあなたはこれからもっと良くなる。
頑張れ!」