<82号 知り、学び、忘れ、捨てる>

外に目を向け、多くの人と会い、
様々な情報交換をし、学んでいると、

とても多くのことを知り、学び、やりたくなるものです。

ただ、
「どれから手を付けよう?」

「何を優先してやればいいの?」

そう迷って結局実行できないということがあります。

それが続くと、

「多くの事を学んでいるのに、全然結果が出ない。。

自分ってダメなヤツなのかな。。」

そう思ってしまうこともあります。

■けれどその思考は非合理であると思うのです。

高い目標を掲げ、アンテナを立て、
周囲に意識を払っていると、

必然的に多くの情報が入り、
やるべきことも増えてくるものなのです。

それを

「すべてやらなければならない」

それがすべてできないのは

「自身にやる気がない」
もしくは

「能力がない」

そう思うのは勿体ないのです。

学んだことはすべて吸収し、実行しなければならない。

そう思うのではなく、

知ったこと、覚えたこと、学んだことで
自身に必要なもののみを行動していく、

その姿勢であるべきなのです。

■言い換えるならば、

「何をやるべきか」

というよりも、

「いかに学んだことを捨てるのか」

ということになるのです。

■今の時代、情報というものはいくらでもあります。

なので一つの情報にそこまで執着する必要は
無いように思います。

しっかりと目標を持ち、アンテナを立て、
行動していくならば、

この先いくらでも情報に触れることでしょう。

その都度やりたいことや新たな気づきがあると思います。

その際に本当に必要であるならば実行すればいい。

それぐらいの気持ちでいてもいいのではないでしょうか?

「どんどん知り、どんどん学び」、

「どんどん忘れ、どんどん捨てる」

その過程の中で溢れ出るアイデアのたった1%だけでも
実行し、あとは捨てていく、

そんな感じでも
十分な成果を出していけると思うのです。

■また、たとえ、せっかく閃いたアイデアに
手を付けれなかったとしても、

自分自身が行動し、成長し続けていれば

よりクリエイティブなアイデアも出てくるもの

そう思えばいいのです。

このくらいの気持ちの余裕と
スピード感のほうが結果を出しやすいのではないか、

そう思うのです。

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