情報には鮮度があると思うのです。
これはインターンシップに来ている学生に
伝えた事です。
■今いる会社(NR)は、
就職支援を行っています。
その中のサービスの一巻として、
企業の人事担当者と一緒に
大学を訪問して、先生に求人の
案内をするというものがあります。
つい先日も都内の大学に
企業4社と一緒に訪問してきました。
そして、
訪問の最後に全員で記念撮影をしています。
これは、
「○月○日に訪問しました」
という記念であり、
先生と人事担当者の関係性作りのための
一つのネタにしてもらえれば
と思い行っているものです。
今回も記念撮影を行い、
その写真をそれぞれの担当者に
メールで送っておいてと
インターンの学生にお願いしました。
私(神田)は、
その後別アポイントがあったので、
帰社したのは就業時間近くだったのです。
そこで、インターンの学生に言われたのです。
「今日は依頼された写真が送れなかったので、
明日送ります」と。
そこで私(神田)は、
「情報には鮮度がある」
ということを伝えたのです。
■「例えばディズニーランドに行った際に
友達に写真を撮ってもらうこともある
よね?
その写真が、
ディズニーランドに
「行った当日」に送ってもらうのと、
「いった翌日」に送られてくるのって、
結構印象って変わらない?
その写真をすぐに現像して、
何かに使うということは
ないと思う。
けど印象は違うと思うの。
そのディズニーランドの楽しさを
当日に振り返って写真でもう一度味わうのと、
一晩寝て、改めて写真で味わうのでは
その出来事に対する感情が違うと思うの」
「だから大学で撮影した写真も同じ。
写真をもらった担当者は、
その写真を使うことはあまりない。
実際にその写真を見るのが
2日後、3日後かもしれない。
けど、翌日よりは当日のほうが、
より記憶に残っているし、
印象に残ると思うのね。
だからこそ
その日の情報となるものは
その日に送ってもらいたいの」
こんな話をしたのです。
■これは印象の話だけでなく、
仕事にも関わってくると思います。
「その日の仕事はその日に終わらせる」
これは仕事の鉄則だと思います。
今日訪問した学校の報告は
今日中にまとめるべきです。
当日にまとめても、
翌日にまとめても、
結果としては同じかもしれません。
ただ、
翌日イレギュラーの事態が発生したら
そのまとめが出来なくなっていまうかもしれません。
当日は覚えていた情報を
翌日には忘れてしまうかもしれません。
何よりも、
仕事のルーチンが確立するまでは
その日のうちに
「やりきる癖」
をつけなければならないのです。
その「やりきる癖」が
「仕事のルーチン」となり、
「作業時間の把握」ができ、
「仕事の全体把握」が可能となり、
「優先順位」をつけることができ、
「生産性の向上」に行きつくのです。
■そして
「生産性の向上」は
「より多くの成果」になり、
「評価、報酬、成長」とつながり、
「自信、やる気」に還元され、
「日々の充実感」へとつながるのです。
その
「日々の充実感」が力となり、
「自身の望むキャリア形成」へとつながっていくことが、
このサイトでお伝えしたいことでもあるのです。