昨日は、
鮒谷さんのセミナーに参加しての
目標というものを書きました。
今日は、引き続き、
そのセミナーで気づいたことを
自身の備忘録として記録しておきたいと思います。
自分にとっての気付きがメインなので、
多少文脈に関連性がない場合もありますが、
ご了承下さい(笑)
■私(神田)は自尊心が高い人間である
ということに気が付きました。
自尊心が高い人間とは、
理想がある人間である。
現実がその理想に達していないから
苦しんでいるのである。
ただ、
この理想と現実のギャップがあるからこそ
人は変われるのである。
しかし、
多くの人は、変わりたいとは言うけれど、
変わった結果どうなりたいのか?
というものがない。
代替世界がない。
目指す所がない。
どうありたいかという姿がない。
言葉にしていないのである。
■こうした人は
「成り行きに任せる」
のである。
「成り行きに任せる」人が変われるはずがない。
「成り行きに任せる」ということは、
向こうから飛んでくるボールを打ち返すことに
精一杯で、自分の未来のための時間を確保できないのである。
反射・反応しているだけであって、
そこに思考作業はない。
卓球のように、
飛んでくる球を一生懸命に打ち返している
ようなものである。
つまり成長に必要なことを考え
行動していないということ。
朝会社に行くと、すぐに球が飛んでくるもの。
それを返せば、すぐに新たな球が飛んでくるのです。
それに全力で立ち向かうのは必要。
だが、それのみに時間を費やしていると、
変わるために必要な時間を過ごしていないのです。
■こうした人は、目標がない。
理想とすべき姿を知らないのである。
ロールモデルがいない。
ありたい姿を言葉で持っていない。
だから、無意識に引きずられる。
癒し、くつろぎの時間にかこつけて怠けてしまう。
結局は、
「自分の目標があるか否かということなのである」
これが決まれば、
あとは痛みを伴いながらも動いていくだけである。
■ではそういった目標がない人は
どうすれば見つけることができるのでしょうか?
それは、
外に出ることが有用。
外に出て、人に会い、話を聞くことから始めればよい。
そのような人との出会から
自分が憧れるかどうかを考え、
自身の未来に向けての感情が動くのである。
感情が動くということが、
自分が「好き」ということで、
「好き」という感情こそが原動力になる。
十数人程度だと見つからないかもしれない。
例えるならば、
リトマス試験紙にあてて判断するようなものである。
多くの人にあって、
自分に合うかどうかを確かめるのである。
起業したいからと言って、
本物の起業家に会ったことがなければ
わからないはず。
それをイメージだけで口にする人が多い。
脳は見たものしか想像できないのである。
だから知らない世界を見に外にでる必要があるのである。
■目標がない人は、日々の生活圧力に押されていく。
それは人、環境が作り出す同調圧力ともいえる。
その圧力におされる毎日を過ごしていくと
漫然と日々がすぎ、自分の人生何だったんだ
と思ってしまう。
周りの人が作り出す引力との戦いがある。
そこを、理想に向けて進んでいく必要がある。
しかし、ここはゴムのよう。
理想を見ては、引き戻され、
続けて理想を見ても、引き戻され、
それを何度も繰り返していくのである。
するといつの日か、ゴムが馬鹿になり切れると
意識が理想の世界に飛ぶ。
意識の脱皮である。
すると、理想の世界に富んだ意識が、
現実世界の自分を引っ張って行けるのである。
■これだ!と思い、
取り組んでもちょっと違った。
うまくできなかった。
そう思い自信をなくす人がいる。
しかし、圧倒的に数が足りないのである。
母集団が足りない。
もしくは期待値が高すぎる。
現実として、
人は簡単に変われないのである。
変化(現実世界での成果)と時間の関係。
人は、
時間をかければ、それに比例して成果が
ついてくると思っている。
しかし、
成果と時間は比例しない。
努力曲線は、右上にまっすぐ上がるが、
成長曲線は、水平にすすみ、
ある時期に一気にあがっていくもの。
多くの人は、
この一気に変化するブレイクポイントに至る前に
挫折してしまう。
経験として、
ブレイクポイントに至るまで、
2年~4年かかる。
特に今まで成長のための努力をしたことがない人は、
行動を蓄えなくてはならない。
そこをなくしてすぐに諦める人はもったいない。
そしてそのブレイクポイントに至るまでが
長ければ長いほど、成長度合いが大きい。
そのため、ブレイクポイントを楽しみにしながら
努力すべきである。
これができるために、
どんな小さなことでもよいので、
ブレイクスルーする経験があると安心しやすいのである。
自分の成長曲線のブレイクポイントを
メタ認知として持っておくとよい。
メタ認知(メタにんち)とは認知を認知すること。
人間が自分自身を認識する場合において、
自分の思考や行動そのものを対象として客観的に把握し認識すること
それをおこなう能力をメタ認知能力という。
■人によって最適システムは違う。
ある人は、Aがいいといい、
ある人は、Bがいいという。
それはその人にとっての最適システムであって、
他の人にも最低システムだとは限らない。
多くの人は、
色々な人の話を聞いて、試してみて
免疫不全を起こす。
適合不全を起こすのである。
それは、
自分の価値観、やり方、強みには文脈があるからである。
過去の自分が培ってきた自分なりの最適システムがある。
もし他の人のを真似ようと思ったならば、
すべてを真似しなければならない。
自分がよいと思う部分だけのインストールでは適応しない。
すべてのシステムは完全導入してこそ、効果があるのだ。
だからこそ、
すべてを学びたいと思うロールモデルが必要。
その存在は大きい。
そしてだからこそ、
「守破離」が必要。
すべてを受け入れ、学び、
その上で破り、離れなければならない。
「守」がないままに「破」を行おうと思っても
思うような効果が出ないのである。
■ロールモデルは重要。
それは、その人の世界観からすべて
真似したいと思える人であること。
そうした人と関わることで、
自分はどうありたいのか
という自問自答が始まるのだ。
だからこそ、
外に出よう。
魂を揺さぶる存在に出会おう。
ありたい姿を見つけよう。
そして理想と現実のギャップに気づき、
ギャップを埋めるために言語化し、
言葉があるから、理想に向かって行動できるし、
同調圧力から抜け出すこともできるのだ。
■ここまでお読み下さった皆様、
いかがでしたでしょうか?
私(神田)にとっては大きな学びが
ありました。
長くなりすぎたので、
続きは明日、またお伝えしたいと思います。
そして備忘録としての乱筆をお許しください(笑)