昨日は、マナー研修を受講していました。
そこで、一つ印象に残ったことは、
「笑顔と笑声(えごえ)」
という話でした。
■「笑顔を大切にしましょう!」
そういう話はよく聞くと思います。
ただ、
「笑声を大切にしましょう!」
という話はあまり聞かないですよね。
「笑声」とは、
声の表情のことです。
声に表情があるの?
という細かい話は少しおいておいて、
顔にも色々な表情があるように、
声にも表情があるのです。
それは、トーンや抑揚や発生量ともいえます。
どんなに言葉はポジティブな内容でも、
表情が暗かったりすると、
その話の内容もあまり伝わってこないですよね。
顔の表情から伝わるものが多いように、
声の表情からも伝わるものもとても多いのです。
■これは特に電話の際に感じられます。
電話は表情が見えないので、
声だけで相手の状況を察することになります。
その際の声のトーンが低かったとしたら、
「今日は機嫌が悪いのかな?」
そんな変な気遣いを相手にさせてしまいます。
もしくは、
「何だか印象悪いな。
この後も仕事を続けたいとは思わないな」
そんな悪い結果を引き起こす可能性もあるのです。
■特に人と関わる仕事をしている人は
注意しなければならないのです。
「見える部分だけでなく、
見えない部分にも気を使う」
必要があるのです。
その最たる例が
声のトーンや抑揚である
「笑声」
だったりするのです。
■みなさんの普段の電話の際のトーンはどうですか?
「笑声」で会話できていますか?
ちょっとした気遣いで、
相手が受ける印象はかなり違ってきます。
その気遣いの積み重ねが、
「あなた」
という人間をつくっていくのです。
「あなたはどんな人間になりたいですか?」
「どんな人として、周りと関わっていきたいですか?」
「どんな人であると周りから認めてほしいですか?」
その求める答えになれる努力を日々積み重ねていきたいものです。