<210号 「笑顔」と「笑声」>

昨日は、マナー研修を受講していました。

そこで、一つ印象に残ったことは、

「笑顔と笑声(えごえ)」

という話でした。

■「笑顔を大切にしましょう!」

そういう話はよく聞くと思います。

ただ、

「笑声を大切にしましょう!」

という話はあまり聞かないですよね。

「笑声」とは、

声の表情のことです。

声に表情があるの?

という細かい話は少しおいておいて、

顔にも色々な表情があるように、
声にも表情があるのです。

それは、トーンや抑揚や発生量ともいえます。

どんなに言葉はポジティブな内容でも、
表情が暗かったりすると、

その話の内容もあまり伝わってこないですよね。

顔の表情から伝わるものが多いように、
声の表情からも伝わるものもとても多いのです。

■これは特に電話の際に感じられます。

電話は表情が見えないので、
声だけで相手の状況を察することになります。

その際の声のトーンが低かったとしたら、

「今日は機嫌が悪いのかな?」

そんな変な気遣いを相手にさせてしまいます。

もしくは、

「何だか印象悪いな。

この後も仕事を続けたいとは思わないな」

そんな悪い結果を引き起こす可能性もあるのです。

■特に人と関わる仕事をしている人は
注意しなければならないのです。

「見える部分だけでなく、

見えない部分にも気を使う」

必要があるのです。

その最たる例が
声のトーンや抑揚である

「笑声」

だったりするのです。

■みなさんの普段の電話の際のトーンはどうですか?

「笑声」で会話できていますか?

ちょっとした気遣いで、
相手が受ける印象はかなり違ってきます。

その気遣いの積み重ねが、

「あなた」

という人間をつくっていくのです。

「あなたはどんな人間になりたいですか?」

「どんな人として、周りと関わっていきたいですか?」

「どんな人であると周りから認めてほしいですか?」

その求める答えになれる努力を日々積み重ねていきたいものです。

スポンサーリンク
second




シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
second