888道 睡眠の質を高めることは副次的に生産性を高めることへつながる。「睡眠の10-3-2-1のルール」

睡眠の質をあげる

睡眠の質を高めることは副次的に生産性を高めることへつながる。「睡眠の10-3-2-1のルール」

生産性の高い人、
時間を大切にする人、
ハイパフォーマンスを意識する人、

このようにアウトプットを大切にする
多くの人が口をそろえて言うのが

「睡眠」

の大切さです。

1日の3分の1弱を占める睡眠時間を
いかに良質なものとするか、

睡眠の質を整えることは
そのまま人生の質を上げることにつながります。

人間なら誰しも
睡眠時間と活動時間があります。

睡眠時間があるからこそ
活動時間を過ごせます。

その睡眠を単なる寝る時間として
眠る人と、

活動時間によりハイパフォーマンスを発揮するため
に眠る人では、

差がでてくるのは一目瞭然です。

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睡眠時間に絶対の正解はない

実際のところ、
睡眠時間は短くていいという

ショートスリーパー型の人もいれば、

最低8時間、いや10時間は必要だという

ロングスリーパー型の人もいます。

どちらの人も
それぞれのスタイルでパフォーマンスを
発揮している現実があります。

なので一概にこれが正しい
ということは言いきれないものです。

ただ、社会人の多くの人は6~7時間ほどの
睡眠時間で行動していますが、

これでは足りないという結果もあります。

この睡眠時間が日常的になると
5%のアルコールで酔っているのと
同じ状態になる

という研究結果もあるのです。

そしてこの疲れは週末の睡眠で
取り戻すことはできないというのです。

仕事が忙しかったり、
趣味の時間に没頭すると多くの人が

「睡眠時間を削る」

という方法を取ります。

これが一番簡単に余剰時間を増やす
手段だからです。

確かに、毎日の睡眠を無理して1時間減らすと
年間で365時間を増やせることができます。

でも、その方法をこれから先も
ずっと取り続けることは難しいでしょう。

睡眠時間を短くして
時間をつくり活動時間を生み出す方法は
短期的な手法でしかありません。

長期的にみると、

「その1時間を眠ることで
倍にも相当する能率が得られる」

ということも考える必要があるのです。

そんな質の高い睡眠を確保する目安が
クレイグ・バランタイン氏が紹介していた

「10-3-2-1のルール」

です。

睡眠の質をあげる「10-3-2-1のルール」

これは就寝時間を基準にして、

・10時間前にはカフェインを控えるようにする
・3時間前には食事も控える
・2時間前には仕事をするなどの緊張感を高める作業を止める
・1時間前には液晶スクリーンを見るのをやめる

というものです。

10時間前からカフェインを減らすのは、
体内での分解に通常6~9時間程度の時間が
かかるからです。

3時間前に食事をやめるのは消化によって
睡眠が阻害されるのを防ぐためです。

2時間前、1時間前に
仕事を液晶スクリーンを見るのをやめるのは、

緊張を解き、スクリーンの強い光の影響を避け
眠りに入りやすくするためです。

同じ7時間の睡眠であっても
その質を高めるためにできることをする、

というのは
稼働時間でのパフォーマンスを考慮すると
やって損はないものです。

睡眠の質を上げることに無駄はない

理想の睡眠時間は人によってさまざまです。

本屋にならんでいる本では
短時間睡眠の本が多いかもしれません。

実際のところ睡眠時間は
7時間~10時間とまちまちなものです。

ただ一つ言えることは

睡眠時間に関しては人それぞれ適正は
あるかもしれないけれど、

睡眠の質を高めることは
誰にとっても有効なものである、

ということ。

なので
睡眠の質を高めることは誰しもが
大切にすべきことであると思うのです。

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