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あなたにとって仕事とは何ですか?「あなただけの歩む道」を見つけるストーリー
「今、君は何のために仕事をしているのかね?」
「それは・・・お金をもらうためです」
「君は、お金をもらうために仕事をすると言ったが、
そのもらったお金で何をするんだい?」
「それは、ご飯を食べたり、家賃を払ったり・・・」
「つまり、君は『自分の欲求を満たすために働いている』
ということだね?」」
「ええ、その通りです」
「つまり、もし何もしないでお金がもらえたら、
君は働かないと?」
「もちろんです。もし働かずに生きていけるくらいのお金が
あったら、仕事なんてしませんよ。
誰だってそうでしょう?」
「今、君の言った言葉の中に、君がお金持ちになれない理由の
すべてが詰まっているよ」
「ど、どういうことですか?」
自分の価値を感じていますか?
私(神田)は今、就職支援の仕事に携わっていて、
多くの学生と話をすることがあります。
学生達に「なぜ働くの?」と話を聞くと、
「生活費を稼ぐため」
「一人暮らしをするため」
「それが社会のルールだから」
そんな答えが返ってきます。
それはそれで間違っていないです。
しかし、それだけではないと思っています。
仕事から得られるものはとても多いです。
賃金だけでなく、スキル、人間関係、
やりがい、チームワーク、達成感などなど。
その中でも一番は、
「自分の価値を知る」
ということだと思うのです。
自分がどんな存在で、
どんな価値を提供でき、会社や社会に貢献できているのか、
自分の実力を発揮し、認められる環境にいることの充実感
ということを実感することではないでしょうか?
人は、相手に喜んでもらい、それを自分の喜びとすることに
とてつもないやりがいを感じるものです。
自分の価値を感じるのです。
生きてきた意味を知るのです。
そんな大きなものを得ることができるのが
仕事だと思うのです。
それが私が思う働く意義だと思うのです。
ちょっと抽象的すぎますかね(笑)
『仕事』=『他人の欲求を満たすこと』
では本ではどのように紹介されているのでしょうか?
「いや、単純な話さ。
そもそも仕事とは他人のためになることをして、
その対価としてお金をもらうことだろ?つまり『仕事』=『他人の欲求を満たすこと』だ。
それなのに君はもらうお金のこと―
つまり、自分の欲求を満たすことばかりを考えている。そんな人間が、他人の欲求を満たすために創意工夫をしたり、
努力したりすることができるかね?」
とてもシンプルな答えですね。
私が述べたのは、長くてまどろっこしいですかね。
わかりやすいのが一番です(笑)
「仕事」=「他人の欲求を満たすこと」
つまり、仕事=他人の求めることをするということです。
他人に喜んでもらうこととも言い換えることが
できるでしょう。
一方で、こういうと、すぐにこんな答えが返ってきます。
「とはいえ、仕事はそんなに甘いもんじゃないよ!
無理を言う人も言えば、わかってくれない人もいるんだ。
そんな人が多いのに、喜んでもらうなんて
できっこないよ!!」
そう思う人のために、
こんな言葉があるのです♪
「確かに人を喜ばせるのは簡単なことじゃない。
そして、会社は『人を喜ばせる』ことを君に強要する。それゆえ、仕事は時にはつらく、苦しいものになるだろう。
しかし、だからといって、君の持っている本来の心を
曇らせてしまってはいけないよ。君の中にある、『他人を喜ばせたい』という純粋な心を」
「今、君は仕事が楽しくないかもしれない。
しかし、忘れてはならない。
君は仕事を楽しみたい人間なのだ。
今、君は人を喜ばせるのに疲れているかもしれない。
しかし、忘れてはならない。君は、できることなら人を楽しませ、
喜ばせ、笑顔にしたいという気持ちが持った人間なのだ。」
その気持ちを大事にしなさい。
そして、その気持ちを少しづつ大きくしていきなさい。
そうすれば、いつか必ず仕事を楽しめる日がやってくる。もし、今の仕事を楽しめなかったとしても、『人を喜ばせたい』
という気持ちを育てて行けば、いつか必ず楽しい仕事に
就ける日がやってくる。そしてそのとき、君の周りには、
たくさんの兄弟が集まってきているはずだ。」
「人を喜ばせたい」という気持ちは誰にでもあるはずです。
時には、目の前の業務に追われ、
その気持ちが見えなくなるかもしれません。
時には、こちらの都合を考えないお客様の対応をし、
そんな気持ちは吹き飛んでしまうかもしれません(笑)
時には、無理難題をいう上司につめられ、
そんな気持ちはクソくらえと思うかもしれません(笑)(笑)
ただ、心の底にある
「人を喜ばせたい」
という気持ちだけは忘れないでください。
どんな時にも必ずあるのですから。
それを忘れずにさえいれば、
必ず仕事を楽しめる日がきます。
それが「あなただけが歩む道」です。
そんな道を見つけ、進んで行ってもらいたいものです。
道を極めるための第一歩
最後に質問です。
「あなたにとって仕事とはなんですか?」
「働く意義とはなんですか?」
「その答えにあなただけの進む道はみえていますか?」
この記事が「あなたの道を考えるきっかけ」になることを期待しています。