昨日は、「キャリア・サミット」
に参加してきました。
そこで、改めてキャリアコンサルティングの必要性
を考えたものです。
■組織における最大の資源は「人」である。
これを否定する人はいないと思います。
しかし、実際に人を支援するということを
行っている企業がどれだけあるでしょうか?
例えば、機械が壊れたら
部品を変えたり、油をさしたりして
メンテナンスを行います。
では、人の場合はどうでしょう?
心の調子が悪い際に
どんなメンテナンスができるでしょうか?
その際に求められるのが
「キャリアコンサルティング」
なのです。
「同じ目線で話を聞く」
これだけで救われることもあるのです。
そうしたことができるのも
「キャリアコンサルティング」なのです。
■そして、今の時代における
たとえ話で面白い話を聞きました。
それは、
「迷子はなぜ泣いているのか?」
という話です。
迷子がなく理由は実は3つあるのです。
1.今自分がどこにいるのかわからない
2.どこに行ったらよいかわからない
3.どうやって行ったらよいかわからない
この3つの理由があるのです。
それぞれ違う理由で泣いているのです。
そのため今のその人の心境にあった声かけや
をしていく必要があるのです。
人それぞれの理由にあった支援が必要なのです。
■ここ最近では迷子が増えているといわれています。
しかも
「泣かない迷子」
「泣けない迷子」も多いのです。
そんな人のために声かけが必要であり、
仕掛けが必要なのです。
現場に近い人で頼れる人がいることが大切なのです。
そんな存在がキャリアコンサルタントであるのです。
■はっきりとした「生きる目的」が見つけにくい
現代だと思います。
自分の「人生の意味」が
わからない人は多いと思います。
自分の進むべき人生の道に
迷っている人は多いのです。
しかし泣くことはできない。
声を出すこともできない。
そんな状況にあると思うのです。
それは、
見栄やプライドがそうさせているのかも
しれません。
育ってきた境遇や今の環境がそうさせている
のかもしれません。
ただ、信頼できる人がそばにいて、
話を聞いてもらえるだけで
どれだけ楽になれるでしょうか?
答えなどなくても
ただただ
「聴いてもらる」
ということは心を軽くすることだと思います。
私はそのように「聴ける」人間でありたい、
と思います。
少しでも心を軽くするお手伝いとしたい、
そう思うのです。
■その一つの手段がキャリアコンサルティング
というだけであって
他に有益な方法があれば何でもいいと思うのです。
大切なのは、
「相手の心が軽くなり、
進みたい道がはっきりすること」
だと思います。
そのための手段を増やすため、
日々色々な学びを継続しています。