先日コンビニで見かけた話を
させてください。
私にはいつも行くコンビニがあります。
そのコンビニは、
新しいアルバイトメンバーを
採用しました。
日本人ではなく、中国の方です。
初めてのアルバイトなのか、
日本語はギリギリ(笑)
接客レベルも高くはないです。
そのコンビニでは、
カフェオレは店員さんが作ってくれ、
砂糖の有無を聞いてくれるのですが
もちろんそのヒアリングもなかったです。
まあこんなもんだよな、
そう思っていました。
■ただ、昨日久しぶりにその方を見たら
すごく成長していたのです!
さらに新しいアルバイトさんが
入っていて、
まだ1か月もたっていないその中国人
アルバイトさんが教えているのです。
その方は動きがスピーディになっていて、
テキパキと働いていました。
お願いや指示をされていないのに、
周りの状況を見ながら動いていました。
こんな短期間でよくもここまで
成長したものだ、
私は率直にそう感じました。
■その際に改めて思ったのです。
「教育」
って素晴らしいものだと。
しっかりとした正しい教育を
一定期間受けたならば
「人は確実に成長する」
ということを
その中国人のアルバイトさんから
感じたのです。
■もともと私は飲食店で勤務していたので、
店舗運営については知識と経験があります。
その際にアルバイトさんの教育で
一番難しいが肝になる部分が
「機微」
というものです。
作業は教えればできるようになります。
ただ、お客様の感情を読み取ったり、
空気を読むということや、
状況に合わせて適切な行動をする、
といったことは
短期間ではなかなか教えられませんし、
人によっての吸収度合いも違うので、
難しい部分があります。
ただ、しっかりと教育していけば習得できるものでもあるのです。
■教育というものは、
「短期間で」
「効率化された」
「一律的な」
ものではなく、
「長期間で」
「持続性を持ち」
「個別的に」
行うというものなのです。
そのため、
すぐに教育の成果を求めるのではなく、
ある程度の時間をかけて花開くための
準備期間という認識をもって
関わっていくべきなのです。
■特に会社だと、
新人メンバーになるべく早く成長し、
結果を出してほしいと
思ってしまうものですが、
長い目でみながら育てていくべきなのです。
そしてゆくゆくは一番の会社の財産になる
ということを見据えて関わってほしいものです。
コンビニの中国人アルバイトさんの
成長をみながら
ふと「教育」と「成長」について考えたことなのです。