325道 真のリーダーとは?

「リーダーもみんなと一緒に手を汚してほしい」

「リーダーも現場に細かく指示を出してほしい」

そんな声を耳にすることがあります。

部下たちが汗水を流しているときに
リーダーが動かずに、考え事をしていれば、
そんな愚痴を吐きたくなる気持ちもわかります。

■ですが、私はリーダーは
作業を行うべきではないと思います。

なぜなら、リーダーには

「未来を変えるという大きな責任がある」

からです。

■リーダーが本当にやるべきことは、

現場の細かい作業ではなく、

「人一倍周囲に目を配ったり」

「皆が気持ちよく働けるような規則を考えたり」

「お互いがお互いを助け合えるような
雰囲気をつくること」

だと思うのです。

■もちろん、そのためには現場の作業や
オペレーションも知っていなければならないし、

現場の生の情報は仕入れていなければ
なりません。

そのために現場に出向き、
共に作業をすることは当然必要です。

ただ、作業がメインになってしまい、
その結果仕事に追われ、考える時間がとれない

というのは本末転倒だと思うのです。

■なぜなら、リーダーの役割は、

「未来を考え、そのための道筋を見せること」

なのですから。

そのために、しっかりと部下とコミュニケーションを取り、
自身の役割を伝え、ビジョンを共有しておくことは
必要不可欠です。

それだけできているのであれば、
もうリーダーとしての役割としては
十分ではないでしょうか?

それが私が考える

「リーダーのあり方」

なのです。

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