329道 本当の宝はいくらでも手に入れることができる

吉田松陰をご存知ですか?

日本の武士(長州藩士)、思想家、教育者。
山鹿流兵学師範。

一般的に明治維新の精神的指導者・理論者・倒幕論者として知られる。

私塾「松下村塾」で、
後の明治維新で重要な働きをする多くの若者を育てた。

ウィキペディア「吉田松陰」より

■彼は多くの名言を残しているのですが、
今日はその中の一つを紹介したいと思います。

「無尽蔵に掘り出せるもの」

自分の外にあることは
求めたからといって、得られるものではありません。

外にあることというのは、
わかりやすくいうと、

「お金持ちになる」「有名になる」「人脈ができる」

みたいなことですが、

これらは結局、得ようとして得られるものではありませんから、
ここに心を尽くすのは馬鹿げています。

一方で、自分の内側にあるものは
求めればいくらでも得ることができます。

内側にあるものというのは、

「人を思いやる気持ち」
「損得を考えずにやるべきだと思うことをやる気持ち」
「礼儀を守る気持ち」
「知らなかったことを、知ろうとする気持ち」
「仲間との約束を守ったり、本音を言い合ったりする気持ち」

これらの気持ちは、
求めれば誰でも無限に手に入れることができます。

そして求めれば求めるほど、
自分と自分を取り巻く世界のことが好きになるのです。

いくら費やしても損はないのです。

■いかがでしょうか?

我々は得てして

「お金持ちになる」「有名になる」「いい暮らしをしたい」

「もてはやされたい」「尊敬されたい」「評価されたい」

そんな願望を持ちやすいと思います。

もちろん私にもあります。

ただ、これらは自分の努力だけでは
得られないものなのです。

どんなに自分一人で頑張っても
確実に得られるものはないのです。

これらを得ることだけに
執着していたら、

もし得られなかった場合に
どうなるでしょうか?

きっとかなりの喪失感をおぼえることでしょう。

■ならば、自分の努力で得られるものにも
目を向けてみましょう。

それが自分の内側にある大事なものです。

「人として大切にすべきもの」

といえるでしょうか。

「人を思いやる気持ち」
「損得を考えずにやるべきだと思うことをやる気持ち」
「礼儀を守る気持ち」
「知らなかったことを、知ろうとする気持ち」
「仲間との約束を守ったり、本音を言い合ったりする気持ち」

一見すると、
これを得てどうなるの?

そう思うかもしれません。

ただ、これらを本当に身につけることができたなら、

今までは見ることのできなかった
新たな視野で物事が捉えられるような気が
しませんか?

私はそんな気がします。

■「世の中にやって損なことなどない」

まさに自分の内側に目を向け、
自助努力することはその通りですよね。

できるできないというより、

「やってみようかな」

そう思うことが出発点だと思います。

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