340道 どちらかを「選択する」のではなく、両方を「統合する」という気づき

昨日は、NVCのエンパシーカードを使った
「共感力トレーニング」に参加してきました。

ちなみに、
NVC: Non-Violent Communicationとは、
マーシャル・ローゼンバーグ氏が体系化したコミュニケーション法で、
対話により対立を尊重へと変化させていく方法です。

■そこで新たな発見がありました。

というのも、最近

「パラレルキャリア」

に興味があって、色々と調べていました。

パラレルキャリアとは、
簡単に言うと、本業を持ちながらプライベートでも
個人活動をするスタイルです。

素敵なスタイルだと思い、
自分でも広めていきたいと思ったのです。

この言葉に出会ったときは、
とてもワクワクして、情熱がわいてきました。

ただ、一方で、私は
自分が飽きやすいことを知っているので(笑)

とはいえすぐに飽きてしまい、途中でやめてしまうのでは・・・
という思いもあるのです。

■この「情熱」と「飽き」という二つの反する方向を
自分の中で感じていたのです。

ある意味両極にある二つの感情があり、
戸惑っている自分がいるのです。

その話をグループのメンバーに話した際に、

「気がかり」「とまどっている」「希望に満ちた」

という3つのカードをもらいました。

これは、話を聞いたメンバーが私の話を聞いて、

「私はこう思っているのではないか」

というのを感じた感情をカードにて出すのです。

■さらにこの3つの感情の奥にある
大切にしているニーズは何かというのを
またカードにて出すのです。

それが

「気づき」「統合」「多様性」

だったのです。

私は、この「統合」のカードを見た時、

「コレだ!」

と思ったのです。

■物事には二面あると思います。

「表と裏」

「陰と陽」

「光と影」

「正と悪」
などなど。

そして
これらはどちらかを選ぶという

「二者択一」

の要素ではなく、どちらも

「混ざりあっているもの」

だと思うのです。

円の中に両方の要素が交じり、混ざりあっている、
そのようなものだと思うのです。

言い換えるならば、

「OR」ではなく「AND」

ともいえます。

■私が感じている「情熱」と「飽き」も、
どちらを選ぶという「二者択一」ではなく、

両方の要素が「混合」しているものなのです。

それが

「統合」

だと感じたのです。

「AかBかどちらかを選ばなければならない」

と思っていた自分にとっては衝撃です。

自分では想像もしていなかった言葉に
出会ったのです。

とても腑に落ちるものがありました。

新たな気づきが得られて、
とても感慨深いものがありました。

■なぜ感慨深いと感じたのか?

それは、

「相手が自分に共感してくれている」

ということを感じたことと、

「自分が自分の奥底にあったものに共感している」

ということを感じたからだと思うのです。

相手と自分が自分と共感しあうプロセスを
共有することが、自分に気づきを与えたのだと思うのです。

■このようなことは残念ながら
日常生活ではあまりありません。

ただ、だからこそ学び、
そして日常生活でも実践できるように
していきたいと思うのです。

それが、対人支援に関わる自分の役割であり、
興味・能力が発揮できる分野だと思うのです。

人との関わり方に正解はないため、
毎日が勉強です。

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