356道 「君の名は?」その答えがあなたの人生をつくる

今とても話題になっている映画

「君の名は。」

を鑑賞してきました!

評判通りのとてもよい作品でした。

その映画を見ての自分が感じたことを
シェアしたいと思います。

ちょっとネタバレの内容もあるので、
まだ映画を見ていない人はご注意ください。

■主人公の瀧と三葉は時を超え、入れ替わるのですが、
時空を越えての影響か、お互いの名前が思い出せなくなります。

ただお互いに何かを探している気持ちだけが残っているのです。

皆さんもそうだと思いますが、
物や人の顔は頭の中に浮かぶものの、
名前が出てこないってことありますよね?

そんな時すごくモヤモヤしますよね?

そんな感じだと思うのです。

お互いがお互いを名前がわからないけど、探し求めている。

最終的にはその想いが伝わってか
二人は無事再び巡り会うことができるのです。

■映画を見終わって私が一番感じたのは、
「名前」というものの影響力の大きさについてです。

我々はすべての物事を名前で認識し、分類します。

だから名前が出てこないとモヤモヤするし、
じれったくなります。

自己紹介する際は必ず名前から始まるし、
親しくなればなるほどより親密な名前で呼び合います。

ニックネームや親しい人だけに教える名称も
あると思います。

それほど名前には大きな影響力があるのです。

■ラベリング効果という言葉があります。

ラベリング効果とは、

相手に対して、「あなたって●●だよね」と
決めつけるようにラベルを張ると、

本人はラベルに貼られた行動を次第にとるようになる、
という理論です。

ラベリング理論とも呼ばれています。

1960年代にハワード・S・ベッカーによって提唱された
社会心理学の理論です。

たった一つの出来事でも、
ラベリングを貼ることができれば、

やがてその人は貼られたラベルの通りの人に
なっていくというのです。

そう考えると、
ラベリングとは本人が気づいていなくても
本人と周囲に大きな影響を与えていますよね。

■逆に自分で自分にラベリングすることも
あります。

「私は○○である」

というように自分に意味をつけるのです。

「肩書きをつける」

ともいえるでしょう。

なりたい姿や名称を先に名乗ることで、
現実になりやすいのです。

■これは表現を変えると、

「金メッキを貼る」

とも言えます。

今の自分よりも半歩先のことを宣言し、
自分にラベリングをし、金メッキを貼ります。

貼った金メッキが剥がれないうちに
宣言した通りになればよいのです。

それをくり返すことで自らの成長速度を
加速させていくのです。

■夢を周りの人に言うのにも同じ効果があります。

自分の内側だけに留めておくのではなく、
人に話すことで
自分の思いも明確になりはっきりするし、

発言した以上
嘘つきと思われないために
自分を追い込み頑張るということになります。

これらはすべて同じことを言っているのです。

すべて自分の意識と意味づけの書き換えに
よるものです。

表現は違えど、同じことを意味していることが
これだけあるので、

とても信憑性があり、影響力があるものか
わかっていただけたのではないでしょうか?

だからこそ何かを変えたいならば、
まずは肩書きから変えてみましょう!

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