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人はなぜ風邪をひくのでしょうか？その理由がわかったからといって我々にはできることはあるのだろうか？

風邪をひく理由を医師の視点からは
説明することができます。

・栄養不足の状態である
・免疫機能が低下している
・睡眠不足状態である
・ストレスを抱えている
・乾燥状態である
・手洗いうがいはしない

などなどがあげられます。

そうならないために
予防をすることが大切だ、

多くの方がそう言うと思います。

それは正しくまったくもって
その通りなのだと思います。

予防していても風邪をひく

というのも昨日体調をくずすことが
ありました。

身体が資本だということは
常に感じているので

手洗いうがいには気をつけていて
栄養や睡眠にも注意をはらっています。

だけど、私は

「風邪をひいた」

のです。

もちろん、私のやり方が不十分だった
ということなのでしょう。

でも予防対策をしていたのに
結果的にかぜをひいてしまった。

その時に私はあらためて

「世の中に絶対はない」

ということを感じるのです。

どんなに準備をしたとしても、
どんなに対策を練ったとしても、
どんなに努力をしたとしても、

「その成果が出るかどうかは
最終的には人の手によるものではない」

のです。

「人事を尽くして天命を待つ」

という言葉があります。

自分の全力をかけて努力をしたら
その後は静かに天命に任せるということで、

事の成否は人知を越えたところにあるのだから、
そんな結果になろうとも悔いはない

という心境のたとえです。

まさにその通りだなぁと思うのです。

仕事をしていると
自分自身の努力や行動で結果がでるのが
手に取るようにわかります。

そのため、
自分自身のチカラで何でもできるような
気になってしまいます。

結果を出すために
努力や行動は大事。

でももっと大きな視点からみると
もっと大切なこともありそうです。

人間という存在を超えた
大いなる何かに感謝すること、

そういったことも大切になってくる
のではないかと思うのです。

人の手におえない体調不良から
ふと思ったのです。