先日は趣味の一つである
「世界遺産めぐり」
をしてきました。
今回は京都巡りということで、
京都の三大名所である
金閣寺・銀閣寺・清水寺をみてきました。
■ここは小学6年生の修学旅行で訪問したことがある
場所でした。
改めて行ってみて、意外と当時の事を
覚えている自分がいました。
そして、写真も同じ場所で撮っていました(笑)
やっぱり人は大きくなっても基本変わらないのですね。
■ただ小学生の頃と、今大人になって感じる印象
というものは変わったと思います。
当時は金閣寺のように派手で華やかな建造物に
目がいき、豪華という印象が強く残っていました。
もちろん今でも金閣寺の造形美には感嘆します。
ただ、今回は金閣寺の見た目の派手さだけでなく、
銀閣寺の良さをすごく感じたのです。
■銀閣寺というと、
金閣寺と比べて、
「銀でできていないの?」
というのが一番の感想だと思います(笑)
そのギャップからか、銀閣寺には地味なイメージが
あるのではないでしょうか。
ただ、いざじっくりと見ると、
見るというよりも感じるといったほうがいいでしょうか、
その素晴らしさがわかってくるのでした。
■どうよかったかというと、
「凝縮された美」
「わびさび」
「趣がある」
「整えられた自然空間」
「深い精神文化の造形」
「緑の、翠の、碧の集合美」
といったものです。
なかなか感じた印象を言葉に表現するのは
難しいです。
ただ、言葉に残しておかないと忘れてしまうので、
または
「すごくよかった~」
で、終わってしまうので、それは勿体ないと
思うのです。
■人が記憶に留めるためには、
写真だけでは足りないと思います。
大切なのは「言語化」すること。
言語化することで、例え忘れたとしても
見えればすぐにその情景を思い出すことができるのです。
言語化することは、一見面倒です。
ただ、これは訓練すれば身につくものです。
特に自分の思考や感情や見た情景を言葉で表現することは、
自分の人生を確実に豊かにします。
コミュニケーション力が上がることでもあり、
それはつまり人との関係性もよくなります。
「適切な状況で、適切な表現をすること」
これができる人が
「自らの人生をコントロールする」
ということでもあります。
■そのためにも日々、自分の考えを言語化すること、
または心動いたことを言葉で言い表す練習をする、
これが人生を豊かにする一つの手段なのです。
日々の生活で
「体験したことを言語化する」
ということに挑戦してみてはどうでしょうか?