人と人とが出会うことで起きる化学反応の妙を
存分に楽しもう
今、私は多くの人との出会う場に
積極的に参加しています。
主には1対1でお話しできる状況です。
それは、紹介であったり、
所属しているグループの仲間であったり、
コーヒー一杯を過ごす時間を共に過ごすための
コミュニティであったりと、
様々なツールを使っています。
■というのも、普段何も考えないで生活していると、
どうしても同じ仲間とのコミュニケーションだけに
なってしまいます。
もちろん関係を深め、信頼を構築していくという面では、
いいと思います。
ただ、いつも同じ環境で、同じ状況で、
似たような思考をしている人とだけの
コミュニケーションだけだと、
どうしても自分の考え方も、捉え方も
固定化されてしまうのです。
自分の枠にとらわれてしまいます。
考えが凝り固まってしまいます。
気が付かないうちに、その環境の固定観念という
フィルターをかけてしまうものです。
そうした状況を打破するためにも、
異なる環境にいる人たちとの会話はとても有意義なものなのです。
■人それぞれ、今いる環境や考え方は
違います。
過去も違えば、現在も違う、
ならば目指す未来も違うものです。
そうした新たな視点での物事の捉え方を
知ることができるのは、
自分の進むべき道を探すのにも
とても参考になります。
■また、本日会った方とお話ししている中で、
やっぱり夢を語りあうのはとても刺激的だということ
を感じました。
新たなインスピレーションがわくのです。
お互いにお互いの夢をパクったりできるのです(笑)
たとえ今現在の目の前のことに悩んでいたり、
苦しんでいたりしても、
将来のやりたいことを考え、語りあうと、
目の前のことが些細なことに思えてくるのです。
ワクワクするという気持ちが
今のモヤモヤの気持ちを吹き飛ばすのです。
改めて夢を語り合う場という力の大きさを感じたのです。
■今、私は就職支援をしています。
多くの学生は将来の夢や目標が曖昧な人が多いです。
しかし、自分が学生時代の時、
明確な目標を持っていたかというと
そんなことはありませんでした。
今の年齢になったからこそ、
若い時から夢を描くことの大切さを語れるのです。
とすると、今の若者にとって必要なことは、
悩んだり、つまづいたり、壁にぶつかったときに戻ってこれる
「場があること」
なのだと思うのです。
そういった「環境」であり、
人が集まる「コミュニティ」が大切だと思うのです。
■今現在伝える助言やアドバイスで
人が急に変わるということはほとんどありません。
何年か経って、ふとした時に
「そういえばあの時、こんなこと言われたな。
それってこういったことだったんだ」
そう思い出してもらえて、
その際に進むべき道の参考にしてもらえればいいのです。
将来に咲く花の種になればいいのです。
であるからこそ、
「場」だけ用意しておく。
種に栄養を与えられるような環境を用意しておく。
それが今、自分にできることだと思ったのです。
■このように思えるのも、
夢を語り合っている際に浮かんできたものです。
すべては人との出会いによるものです。
「人と人とが出会うことで起きる化学反応の妙を
存分に楽しむ」
ということを通しての気づきなのです。
そんなきっかけを私自身も提供していきたいと
思うものです。