昨日は、
色々なイベントやフェスを企画している3人が集まっての
パネルディスカッションに参加してきました。
■そこでは、
色々と気になるキーワードがありました。
「言葉のファーストインプレッション」
「一番遠い物を組み合わせる」
「アイデアで非日常をつくる」
などなど。
その中でも一番なるほどと思ったのは、
「理屈じゃなくて、感情なんだよ」
という言葉でした。
■何か新しいイベントを企画し、開催する時には
様々なことを考えると思います。
「面白い企画ができた!」
「でもこれって本当にいい企画なのかな?」
「これで集客できるだろうか?」
「赤字にならないかな?」
今までに前例がないだけに
すべて自分で考え、決めなければなりません。
そう思えば思うほど、
一番最初にひらいめいたときの感覚よりも
理論や理屈で考えてしまうと思います。
それはもちろん必要なことです。
■ただ、頭で考えすぎるのではなく、
理屈や理論や整合性ばかり考えるのではなく、
「本当に自分がおもしろいと思えるか」
「どうしてもやってみたいと思えるか」
という
「感情に正直になってみる」
ことも重要だというのです。
■この話は自分にとってもハッとさせられるものでした。
最初は
「こんなことやったら面白いかも~」
という想いから始まるのですが、
それを実際にカタチにしていく途中で
カドがとれ、無難なものになり、
どこにでもあるような企画になっている
ということはよくあると思います。
周りの人にわかってもらうためには、
自分の感覚を言葉にしたり、ビジュアル化したりと
説得する必要があります。
そのためにどうしても説明口調になってしまうのです。
理屈で伝えようとするのです。
■そうではなく、
「自分がやりたいこと、成し遂げたいこと」
を話すのです。
「想いを伝える」のです。
「実現したい未来を語る」のです。
その思いに感化され、共感され、協力してくれる
人がでてくる企画こそが、
本当に面白く、認められる企画だと思うのです。
■だからこそ、「原点」を大切にする
とでもいうのでしょうか。
そのアイデアを思いついたきっかけや、
どうしても実現したい思いを常に持ちつづけましょう。
その思いを語り、広げることで企画を練り上げていきましょう。
そう思ったひと時だったのです。