375道 理屈よりも感情を大切にしてみよう

昨日は、

色々なイベントやフェスを企画している3人が集まっての
パネルディスカッションに参加してきました。

■そこでは、
色々と気になるキーワードがありました。

「言葉のファーストインプレッション」

「一番遠い物を組み合わせる」

「アイデアで非日常をつくる」

などなど。

その中でも一番なるほどと思ったのは、

「理屈じゃなくて、感情なんだよ」

という言葉でした。

■何か新しいイベントを企画し、開催する時には
様々なことを考えると思います。

「面白い企画ができた!」

「でもこれって本当にいい企画なのかな?」

「これで集客できるだろうか?」

「赤字にならないかな?」

今までに前例がないだけに
すべて自分で考え、決めなければなりません。

そう思えば思うほど、
一番最初にひらいめいたときの感覚よりも
理論や理屈で考えてしまうと思います。

それはもちろん必要なことです。

■ただ、頭で考えすぎるのではなく、
理屈や理論や整合性ばかり考えるのではなく、

「本当に自分がおもしろいと思えるか」

「どうしてもやってみたいと思えるか」

という

「感情に正直になってみる」

ことも重要だというのです。

■この話は自分にとってもハッとさせられるものでした。

最初は

「こんなことやったら面白いかも~」

という想いから始まるのですが、
それを実際にカタチにしていく途中で

カドがとれ、無難なものになり、
どこにでもあるような企画になっている

ということはよくあると思います。

周りの人にわかってもらうためには、
自分の感覚を言葉にしたり、ビジュアル化したりと

説得する必要があります。

そのためにどうしても説明口調になってしまうのです。

理屈で伝えようとするのです。

■そうではなく、

「自分がやりたいこと、成し遂げたいこと」

を話すのです。

「想いを伝える」のです。

「実現したい未来を語る」のです。

その思いに感化され、共感され、協力してくれる
人がでてくる企画こそが、

本当に面白く、認められる企画だと思うのです。

■だからこそ、「原点」を大切にする
とでもいうのでしょうか。

そのアイデアを思いついたきっかけや、
どうしても実現したい思いを常に持ちつづけましょう。

その思いを語り、広げることで企画を練り上げていきましょう。

そう思ったひと時だったのです。

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