391道 この世界に存在する『たった一つの成功法則』とは?この答え聞いてあなたは何を思う

幸せの四つ葉のクローバー

この世界に存在する『たった一つの成功法則』とは?この答え聞いてあなたは何を思う

水野敬也さんの小説

「四つ話のクローバー」

この一節から深く感じ入った部分があったので
紹介したいと思います。

本はコチラから↓↓

「四つ話のクローバー」

果たしてみなさんは「自分はそうではない!」と
胸を張っていえるでしょうか?

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成功法則とは『頑張る』こと

「深沢会長の秘密」という題名です。

この小説のあらすじとしては、
さえない男が、成功した経営者(馬)に

この世界に存在する
『たった一つの成功法則』とは?

をアドバイスをもらいに行くというものです。

そこでの会話です。

経営者(馬)は、すぐに
成功法則について答えてくれます。

その答えとは、

『頑張る』

というものでした。

あまりにも拍子抜けで
男は経営者(馬)に詰め寄るのです。

ただ、経営者(馬)は
得意げに『頑張る』ことの大切さを話すのでした。

『頑張る』ことの大切さ

ここからが抜粋になります。

馬があまりに得意げに話すので、私はどんどん腹が立ってきた。

「でも、『効率』があるじゃないですか。
どれだけ頑張っても効率が悪かったら成功しないでしょう?」

「効率か!」馬は皮肉っぽく叫ぶと声を張り上げて言った。

「確かに効率は存在するだろう!

しかし本気で頑張ってる者たちは、
どんどん自分のやり方を変え、
効率の向上を追求しているものだ。

多少の回り道をすることはあっても、
最終的には必ず効率の良いやり方を見つけることになるだろう」

私は言葉につまりながらも反論した。

「で、でも、努力をすることにも才能が必要なんじゃないですか?
元々頑張れる人と、頑張れない人っていますよね」

すると馬は「ヒヒン! ヒヒン! ヒヒヒーン!」
と身体を横たえて転がるように笑い出した。

「何がおかしいんですか!」

「さっきから聞いていると、
君はとにかく頑張ることを避けようとしているじゃないか。

もしかしたら君は

『成功したい人間』なのではなく

『他人より楽をして他人より優れた結果を手に入れたい人間』

なのではないのかね? ヒヒヒン!」

――悔しいことに、私は何も言い返せなかった。

確かにそのとおりだったからだ。

さて、いかがでしょうか?
皆さんは、この内容を聞いてどう思うでしょうか?

初めは甘い考えだこと、
と思ったものの、

私自身にも、

「成功したいとは思っているけれど、
そこそこの頑張りで成功したい」

という気持ちが心の中にあることに気が付きました。

そんな甘い考えで成功なんて

するはずがないですよね。。

だからこそ、
反省するとともに、

「もっと頑張らなくてはならない」

と思うのです。

大きな願望で小さな願望を従わせる

そして頑張るためのアドバイスとして、

『大きな願望で小さな願望を従わせる』

ということも書いていました。

我々は、頑張る際に、

「何かを我慢して、もう一方を得る」

という行動をしてしまいます。

それでは、長続きしないので、

ある願望を達成するために、
もっと大きな願望を想像し

「頑張りたくなる」

ようにしていくことがポイントなのです。

言われてみればすごく当然のことだと思います。

ただ、そんな当然のことさえ、

「自分がわかっていないこともある」

ということを感じました。

むしろ、

「知っているけれど、

出来ていないこと」

といったほうが正しいかもしれません。

他人ができていないことは
すぐに気づくのに、

いざ自分のこととなると
盲目になってしまうのです。

お恥ずかしいことですが、
それは事実として受け入れ、
これから精進していきたいと思うのです。

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