私は毎日
「感謝リスト」
として、
「ありがとう」
と思うことを10個書き出しています。
この習慣を続けて3か月が経とうと
しています。
ふと振り返ってみたときに、
書く内容に法則があることに気が付いたのです。
それが自分にとっては大発見だったのです。
■毎日ありがとうを書いていると、
そんなにすぐに出てこない日もあります。
5分くらいで10個出る日もあれば、
15分くらいかかる日もあります。
深く集中できている日は
すんなりと出るのですが、
集中できない日は、
気を抜くとほかのことを考えていたり、
意識が飛んだりしてしまいます。
法則がある日は、
深く集中できている日のものです。
浅い日は、本当にどうでもいいことを
書いていたりします(笑)
10個書くために書いているような
内容もあったりします(笑)(笑)
■そんな私の発見とは、
深く集中できている日の感謝リストには、
必ず
「人の名前が入っている」
のです。
「〇〇さん、アドバイスくれてありがとう」
「〇〇さん、新たな気づきをありがとう」
「〇〇さん、フォローありがとう」
とうように、
必ず相手の名前があり、感謝の内容がでてくるのです。
これが大発見でした。
そしてこの発見は、自分の進む道にも
深く関わってくるものなのです。
■私はコーチングやキャリアコンサルティングを
勉強していて対人支援を行っています。
ではなぜ対人支援をやっているのか?
そう聞かれたら、あまりはっきりとした理由は
思いつきませんでした。
「人と関わるのが好きだから」
「お役にたてて嬉しいから」
そんな感じでした。
ただ、今回の大発見で思い出したものがあるのです。
それは、
「ありがとうという感謝が
自分の価値観の根本にある」
ということです。
■私は新卒で当時の
ワタミフードサービスに入社しました。
今は会社名が変わっています。
そしてその当時のワタミのグループスローガンが、
「地球上で一番たくさんのありがとうを
集めるグループになろう」
というものでした。
そんな中で、
この社会はお金が循環しているのではなく、
お金をもらう時、払う時に発する
「ありがとう」
という言葉が循環しているのだ、
という考えが好きです。
つまり、ありがとうをもらうということが
自分の価値観として定着しているのです。
そして日々ありがとうを考えるときに、
「人の名前」
がでてくるということが
自分が価値を提供したい対象が「人」
ということに他ならないということに気が付いたのです。
■なぜ私が対人支援を行っているかというと、
一番ありがとうをもらいたい人が
自分が関わっている人であり、
ありがとうを言いたい人が
自分がかかわっている人であるから。
ということなのです。
これが自分の歩んでいく道になるだろうし、
自分の根本ともいえることに気が付いた瞬間だったのです。