553道 理論は実践によって証明されるべし

みなさんは、

「プランド・ハプンスタンス・セオリー」

という理論をご存知ですか?

プランド・ハプンスタンス・セオリー
~計画された偶発理論~

スタンフォード大学のクランボルツ教授
によって提唱されたもので、

「偶然の出来事の影響を無視したり、
過小評価するよりは、

それらの持つ重要な役割を認識、利用し、
それらを積極的に生み出していこう」

という理論です。

つまり、

「偶然の出来事は人のキャリアに大きな影響を及ぼし、
かつ望ましいものである」

と主張しているのです。

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予期せぬ出来事をキャリアの機会ととらえよう

キャリア形成において、
逆算思考が大切であることは確かです。

「自分の興味、能力、価値観、適正を突き詰めていけば、
目指すべき目標やそこへ至るまでの道筋は明確になる」

というのは多くの成功者が実践してきた
ことだと思います。

ただ、一方で、
変化の激しい時代においては、

あらかじめキャリアを計画したり、
計画したキャリアに固執したりすることは
非現実的であり、

自分の視野を狭め、可能性を閉ざすことにも
なりかねません。

なので、
目標は変えずに、アプローチを変えて、

今いる環境と無関係な世界で
かつ自分の興味がある分野に

飛び込んでみることも
ありなのではないでしょうか。

そして
何が起こるかわからない偶然の出来事を
(いいこと悪いこと含め)

自身の主体性や努力によって最大限に活用
していくのです。

偶然は自らの手でつくりだす

そのためには
偶然の出来事をただ待っていればいい
というものではありません。

偶然の出来事を意図的に生み出す
ように積極的に行動したり、

自分の周りに起きていることに心
を研ぎ澄ませることで

自らのキャリアを創造する機会を
増やしていく行動をとるのです。

いずれにせよ、

「待っていては何も手に入りません」

必然にせよ、偶然にせよ、

自らの行動によって
キャリアは形成していくものなのです。

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