567道 目標がもつ大きなチカラ~浅田真央選手に学ぶ生き方~

フィギュアスケートの浅田真央ちゃんが
ブログで引退発表しましたね。

テレビで見かけるだけで
なんだか引き付ける魅力のある選手
だったと思います。

とても印象に残る選手ですが、
選手としてはバンクーバー五輪で銀メダルを取っていて
実は金メダルを取っていないんですね。

でも成績より

「記憶に残る選手」

であるように思います。

そんな彼女のブログを見て、
改めて目標について考えるのです。

目標に対する真剣さ

去年の全日本選手権を終えた後、
それまでの自分を支えてきた目標が消え、
選手として続ける自分の気力もなくなりました。

浅田真央ブログより

そんな彼女の引退理由が

「目標が消えた」

ということです。

まだ続けていくだろうと思っていたのに
その決断です。

目標の大きさを感じざるを得ません。

普段、我々は簡単に「目標」という言葉を
使いますが、

引退を決意させる理由になるくらい
プロとして取り組んでいる彼女の

「目標に対する真剣さ」

には驚かざるをえないのではないでしょうか。

そして、

「目標に対する本気の度合いが
見ている周りの人に感動を与える」

のだと思うのです。

目標に向かって努力し
その結果が試合での順位となるのです。

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見えない努力を見えるようになる

我々が見るのは、
本番である試合だけです。

その過程である努力は知りません。
なので、どこか異世界の人のように捉えてしまい、

「才能があるから凄い人」

と勝手に思い込んでしまっては
いないでしょうか?

もちろん才能もあると思いますが、
それ以上に普段の練習があるからこそ
成果を出せてきたと思うのです。

その根本にあるのが

「目標」

です。

目標があるから
つらい練習にも耐えられるし、

目標があるから
遊びたい気持ちも抑えられるし、

目標があるから
人前でも堂々とできるし、

目標があるから
キラキラ輝けるのです。

改めて

「目標がもつエネルギー」

というものを考えるのです。

悔いなしと晴れやかに言えるということ

このような決断になりましたが、
私のフィギュアスケート人生に悔いはありません。

このように断言できるほど
やりきったのだと思います。

不完全燃焼感などまったくなく
言い切れるぐらいまでやりきれるって
なんだか羨ましくさえ思います。

自分の今の仕事を急にやめろと言われた時
胸をはって

「もう十分にやりきったから辞めます」

そう言えるでしょうか?

「まだまだ自分にはできることがある」

そういえるエネルギーをもらった気がします。

一つの決断は次への出発である

自分にとって大きな決断でしたが、人生の中の1つの通過点だと思っています。この先も新たな夢や目標を見つけて、笑顔を忘れずに、前進していきたいと思っています。

小さな決断であれ、大きな決断であれ、
今の生活を何かしら変えることになると思います。

そんなとき、不安やワクワクがあると思います。

けれどそれはすべて

「通過点」

にすぎません。

その決断が今後の人生のすべてを決める
というわけではないのです。

通過点であるからこそ
失敗しても成功しても次があるのです。

次があるのだから
笑って過ごせばいい。

そう思いませんか?

プロとして生きるということ

浅田選手が常々口にしていた言葉があります。

「選手であるからには、現状維持ではなく、
自分ができる最高のレベルで臨まなければいけないし、
常に挑戦をしていく必要があると思っています」

これはただのフィギュアスケートである選手
の言葉ではないと思います。

彼女の生き方を言い表していると思います。

そしてこの言葉にとても感銘を受けるのです。

だから同じようにプロとして仕事をする私も
宣言したいと思います。

「仕事人としてプロであるからには、

現状維持ではなく、
自分ができる最高のレベルで臨まなければいけないし、

常に挑戦をしていきます」

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