「努力論」~幸田露伴~
至極当然のことですが、
改めて気づかされました。
それが、
「成し遂げたいことに
どれだけ時間を費やしているか?」
ということです。
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物事の成果はそれにかけた時間によって決まる
人の世の幸福や文明はすべて人間行為の結果だが、
その行為は時間を掛け算することによってその威力を発揮する。一時間の耕作は二時間の耕作の二分の一にしかならず、
十時間のノコギリ引きは五時間のノコギリ引きの二倍の
成果をあげることができる。本来、人間の行うことは計量しがたいものだが、
それでも、これを大局的に見れば、
それは「加減乗除」の枠外に出るものではない。道徳的な行為でも知識的な行為でも、
すべてはそれに一定の時間を費やすこと、
すなわち行為と時間の掛け算がその効果の大きさとなるのだ。
何かをやりたいと思っても、
思っているだけでは何も起こりません。
まずは行動を起こす必要があります。
そしてその行動にしっかりと時間をかける
必要があります。
物事が成功するか否かは、
「どれだけ時間をかけて取り組むのか」
すべてこの一言に尽きます。
他に言うべきことはありません。
言い訳はもういい。
やる。
とにかくやる。
時間をかけてやる。
あきらめずにやる。
くじけずにやる。
最後までやる。
納得するまでやる。
成果がでるまでやる。
それが、成功するたった一つの要因であるのです。