652道 「できない」が「できる」ようになる学習プロセス

ダンスの練習はすべての学習に通ずる

最近ダンスの発表会に向けて練習中です。

ただ、なかなか振り付けを覚えられません(泣)

レッスンだけではなかなか上達しないので、
自主練習をしています。

その自主練習の方法もいろいろあると
思いますが、

自分が行っているのは
まずは流れを身体に覚えこませる

ということから始めます。

つまり、
細かい振り付けはさておき、

音楽に合わせて
全体の踊りについていけるように
練習するのです。

全体の曲に合わせて踊っていても

途中にはわからない箇所や
できない箇所がたくさんあります。

でも、それはわかったうえで
何度も曲にあわせて踊ります。

何度も繰り返していると
わからない箇所が明確になってくるし、
できない箇所もより明確になってきます。

できないところがわかり、
できないことにもどかしさを感じ、
でもわからないなりに踊る。

でも上手に踊れない。

でも、とにかく踊る。

でもできない。

そこで初めて他の仲間に振り付けを聞くのです。

できない箇所のアドバイスをもらうのです。

すると「なるほど」「そうだったのか」

ということがはっきりわかるのです。

はっきりわかるからこそ、
積極的に自分に取り入れることができるのです。

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まずは自分で挑戦してみる

これを最初から人に聞いても
うまくいきません。

なぜなら自分ができないところが
わかっていないからです。

「どこ」が、「どのように」

「できないのか」

ということが明確になっていないのです。

それが明確になってはじめて

もっとうまくなりたい、
もっと上手にできるようになりたいと

心の底から感じるのです。

だから自らに取り入れようとする力が作用するのです。

また、
全体的に何となくできていない、、

という段階で人に聞くのは失礼でもあります。

アドバイスをもらうなら、もらうなりに

「どこがどうできないのか」

ということを提示することが
上達速度を高めるポイントなのです。

「できない」が「できる」ようになる学習プロセス

これはダンスだけに限らず、
できないことができようになるために
必要なプロセスだとも思うのです。

できない。

でもまずはできないなりにやってみる。

でもできない。

できなくてもどかしい。

でもやってみる。

でもできない。

とてももどかしい。

段々とできない箇所が明確になってくる。

だからできる人にできない箇所を集中して聞いてみる。

するとピンポイントでアドバイスをもらえる。

そこを集中的に直してみる。

するとできるようになる。

という流れが、

「できない」が「できる」ようになる学習プロセス

であるのです。

一見遠回りのように思えるけれど

結局のところ一番近道である習得プロセスなのです。

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